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オダギリジョー、ここ10年は「理想と現実のギャップ感じた」

 女優でモデルの本田翼、俳優・オダギリジョーが21日、都内で行われたネットドラマ『午前3時の無法地帯』dビデオ&BeeTV配信開始記念イベントに出席した。同作が連続ドラマ初主演の本田が、監督に叱られながら、泣きながら、作品と向き合う姿に触れ、「初心に帰る」ことができたというオダギリは「(受け答えは)適当なんで」と何度も予防線を張りながらも「理想と現実のギャップをこの10年感じ続けてきた」と“本音”を吐露した。

オダギリジョー (C)ORICON DD inc.

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 同作は、漫画家・ねむようこ氏が2008年から『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載していた同名漫画が原作。イラストレーター志望のももこ(本田)が、パチンコ専門のデザイン会社「Pデザイン」に勤め始め、毎日怒られながら、徹夜しながら、仕事とぶつかり合い、忙しすぎて彼氏とうまくいかなくなった時に出会った年上のミステリアスな男性・多賀谷(オダギリ)に惹かれていくラブストーリー。

 理想と現実のギャップに悩み、もがきながら前に進んでいくヒロインを演じた本田は「必死だった。泣かされたし、何回も悩んだし。監督に『ダメダメじゃん』と言われた自分がももこと重なって、思い入れのある作品になりました。働く女子のバイブルになれば」と作品をアピール。

 「理想と現実のギャップ」についての話題になると、本田は「日常的な面でいうと、明日は朝洗濯して、掃除して、お買い物して、ご飯作って…と思っていても、一日中寝てしまったりして、そういうギャップはありますよね。そんな感じです」とあっけらかん。

 拍子抜けした様子のオダギリは「僕はスケジュールどおりいかないと嫌なタイプ。できれば分刻みで予定を書いたまんま行動したいですね。理想と現実のギャップが生じないように頑張りたい」と調子を合わせ、さらに「仕事をしていくことに対して、自分で固い意思を持つほど、頑なにこうしようと思えば思うほど、すごく難しくなっていった。理想と現実のギャップをこの10年感じ続けてきた」と打ち明けて、関心を誘った。

イベントには共同でメガホンをとった山下敦弘監督と今泉力哉監督も出席した。

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  • (左から)山下敦弘監督、本田翼、オダギリジョー、今泉力哉監督 (C)ORICON DD inc.
  • ネットドラマ『午前3時の無法地帯』dビデオ&BeeTV配信開始記念イベントに出席した本田翼 (C)ORICON DD inc.

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