あの任侠漫画家が一念発起で“萌え”を追究 「何枚も描く!それで見えてくるものがある」
説得力のある“萌え画”解説に原作ファンもうなる
この「萌え」分析、2019年12月の時点ですでに1年以上も継続されている。ちなみにシリーズの発端は『けいおん!』秋山澪から。基本的に、キャラクターの模写の1枚絵+その中に手描きで書き込まれる分析コメントで構成され、そのコメント群がいずれも対象への愛情があふれるものになっているのが特徴だ。たとえば「共通する後頭部の丸み」「ネコ目に三白眼は怖がられるのに必要か(君に届けの爽子)」「綾波レイは鼻と口が近い。ジブリと逆!」「マスコットキャラ的な指は愛しやすい(らきすたのこなた)」など、どれも独自の着眼点からの説得力ある分析となっている。それらの投稿に対して一般ファンなどからは、「上手いし綺麗だし可愛い」「さすが」「見る目の解像度が違う」「単行本化を希望」「読み取ってる情報量が段違い」「別ジャンルへの柔軟さや謙虚さが素晴らしい」「プロはインプットも凄い」といった驚嘆の声が寄せられ続けている。