『コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2018』発表 『おっさんずラブ』ほか全7部門受賞者から喜びのコメント
作品賞:土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ』
本作は、「おっさん同士」のピュアな恋愛を描いた物語。日本は欧米諸国に比べLGBTへの理解が低く、「男性が男性を好きになる」という設定は挑戦であり、また少しでも配慮に欠けると批判を受ける難しさもあったはず。しかし、徹底して純愛にこだわり、人を好きになることの素晴らしさを真正面から描いたことで、あらゆる難題をはねのけた。またこの成功は、愛すべき登場人物と各役を魅力的に演じた俳優陣によるところも大きかったと言えるだろう。
審査会ではTBS 系『アンナチュラル』との接戦となったが、ドラマの新時代を切り拓くようなパワー、存在意義が決め手となり本作が制した。
『おっさんずラブ』貴島彩理プロデューサー 受賞コメント
キャストのみなさんが丹念にキャラクターを作り上げてくださったこと、そのキャラクターをドラマが終わった後も多くの視聴者が愛し続けてくだったこと、そして、今もどこかで登場人物たちが生き続けている…と思える世界観を作りあげてくれたチームのメンバー全員に、心から感謝しています。ただただピュアな王道恋愛ドラマを作りたい一心でスタートしましたが、制作発表当時は信じてもらえず“ギャグを言っている”と思われていた。でも、そんななかでもブレずに一緒に進んでくれた仲間がいたから、『おっさんずラブ』の今があると思います。本当にありがとうございました。
ロングインタビュー“ひたむきで純粋な恋”、貴島Pが語る『おっさんずラブ』