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第13回『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』発表 「ぎぼむす」ほか全7部門受賞者から喜びのコメント到着

第13回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」結果発表!

受賞者コメント

作品賞:火曜ドラマ『義母と娘のブルース』プロデュース・飯田和孝氏

火曜ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)より (C)TBS

火曜ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)より (C)TBS

義母と娘と支える人間たちの10年間の“ラブストーリー”
 スタッフ・キャストなど関わった全員の頑張りで、作品賞を受賞できたことは素直に嬉しく思います。原作の4コマ漫画を初めて読んだ時、人物の感情が豊かで、とてもダイナミックな展開に心を動かされました。『義母と娘のブルース』はホームドラマではありますが、義母と娘と支える人間たちの10年間の“ラブストーリー”だと考え制作しました。そこに綾瀬はるかさん演じる義母・亜希子の“一生懸命すぎるキャラクター”がドラマにスパイスを加えたと思っています。スタッフ、キャストが“一生懸命”をモットーに、丁寧に繊細に作ったドラマが視聴者の皆様に共感していただけたことは本当に嬉しく思います。
※飯田氏のほか、同作プロデュースは中井芳彦氏、大形美佑葵氏も担当
【インタビュー】『ぎぼむす』Pが振り返る成功の理由 第3話がヒットの起点に

主演男優賞:山田孝之、菅田将暉

  • 金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』(テレビ朝日系)より (C)テレビ朝日

    金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』(テレビ朝日系)より (C)テレビ朝日

  • 金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』(テレビ朝日系)より (C)テレビ朝日

    金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』(テレビ朝日系)より (C)テレビ朝日

●山田孝之
キャスト、スタッフのとてつもない努力や挑戦の結果
 菅田将暉をはじめとする魅力的なキャスト、そして熱意にあふれたスタッフの方々との共作が評価されたことは、とても嬉しいことです。『dele』は、これまでの日本のテレビドラマの制作方法とは大きく違いました。それは、枠に囚われないアイデア、保身に走らない勇気、視聴者を信じ、そして裏切ること。一見なんてことない“違和感”も、実はとてつもない努力や挑戦の結果です。それらすべてを実現できたのも、テレビ朝日の山田兼司プロデューサーのおかげだと思っています。『dele』を作ったことで学んだことはたくさんありますが、それについては語るのではなく、今後の作品づくりの姿勢や結果で見せていけたらと思います。みなさんに楽しんでもらえる作品を作るため、今後も枠に囚われず、保身に走らず、なにより自分が本当に楽しめる物作りをしていきたいと思います。
【インタビュー】山田孝之が明かす『dele』での挑戦 保身に走らない勇気、視聴者を信じて裏切る
●菅田将暉
“何かを起こそう”“何かを残そう”と始動したチームだった
  • 撮影:中野修也(TRON)(C)JUNON

    撮影:中野修也(TRON)(C)JUNON

 山田孝之さんと組んで、プロデューサーの山田兼司さんやカメラマンの今村圭佑さんを筆頭に、“何かを起こそう”“何かを残そう”と始動したチームだったので、『dele』で受賞することができて良かったという気持ちです。何もないでは済まされない座組でしたので、安心しました。山田孝之さんと一緒にW受賞ということもありがたいです。「『dele2』は?」「映画は?」とよく聞かれるのですが、今のところ予定はないです(笑)。とてもありがたいことに、多くの感想や反響をいただけたのが嬉しかったです。ちゃんと届いているなと思うこともたくさんあって、その反面まだまだ感じて欲しかったり、伝わって欲しいこともたくさんあります。今後も僕を含め、作品を作っていくので、一言一句見逃さずに構えていただけたら嬉しいです。
【インタビュー】菅田将暉が残した『dele』への思い 「まだ感じて欲しい、伝えたいことがある」

主演女優賞:永野芽郁

連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)より (C)NHK

連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)より (C)NHK

色んな感情と葛藤したり、自分自身と向き合い続けた
 長い撮影期間の中、今までに感じたことのない色んな感情と葛藤したり、自分自身と向き合い続けながら過ごしていたので、こうして賞を頂けたことで、嬉しさと共にホッとしています。先輩方と、目を合わせて言葉を交わすことが出来る幸せを感じながら、日々勉強させていただきました。またご一緒出来る時までに、違う自分を見つけられたらと思います。朝ドラで過ごした時間や、感じた思いを忘れずに。また、自分の中でも物凄く大きな賞をいただけたことを誇りに、今後も大好きなお芝居を素敵な場所でひたむきに頑張っていきたいです。ありがとうございました!

助演男優賞:佐藤健

  • 連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)より (C)NHK

    連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)より (C)NHK

  • 火曜ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)より (C)TBS

    火曜ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)より (C)TBS

  • (撮影:草刈雅之)

    (撮影:草刈雅之)

2作品とも注目され、時期が重なったことは“幸運だった”
 同時に2作品の現場を経験して大変だったのですが、こうして助演男優賞をいただけて、皆に喜んでもらえて嬉しいです。『半分、青い。』は初めての朝ドラで、今まで経験したことがないことが多く勉強になりました。演技は役者に委ねられる部分が多く、役者が選択し、その選択を監督たちが信じて尊重してくれる。一方『義母と娘のブルース』はそれとはまったく逆に、台詞の間や声のトーン、視線もすべて監督の演出がありました。どちらも、とても特殊な現場でしたが、こうやって2作品とも注目されて、しかも時期が重なったことは“幸運だった”としか言えないです。来年の3月には30歳を迎えますが、20代と変わらず役者として必要とされる存在でありたいと思います。
【インタビュー】佐藤健、役者としての強い信念を語る「20代を演じ続けたい」

助演女優賞:芳根京子

『高嶺の花』(日本テレビ系)より (C)日本テレビ

『高嶺の花』(日本テレビ系)より (C)日本テレビ

やりきれたと思う作品で賞をもらえたことが嬉しい
 賞をいただくという経験がほとんどなかったので、「こうやって自信につなげるんだな」とすごく思いました。頭を使って考えて挑んだことが評価されたのがすごく嬉しいし、自分のなかでやりきれたなって思う作品で賞をもらえたことが嬉しいです。今回、ななが幸せになってくれてよかったというコメントをSNSなどでたくさんいただきました。私もななの幸せを一緒に願っていたので、みなさまがななに寄り添ってくださってとても嬉しかったです。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。これからもみなさまを魅了できるようなお芝居をしたいし、いつか「芳根が出てるから観よう」と思ってもらえるような存在感のある人になれるようにがんばります。これからも応援よろしくお願いします。
【インタビュー】芳根京子、『高嶺の花』への強い思い 外から見る自分像に驚きと戸惑い

脚本賞:安達奈緒子氏

ドラマ10『透明なゆりかご』(NHK総合)より (C)NHK

ドラマ10『透明なゆりかご』(NHK総合)より (C)NHK

難しい物語を背負ってくださった清原果耶さんと一緒に受賞できたことが嬉しい
 沖田×華さんの原作の凄まじい力に圧倒されながら書き始めた作品でした。今回このような賞を頂けたのは、この物語の繊細さ強さを損なわないようにドラマとして伝えるにはどうすれば良いか、演出、制作チームを初め携わった全てのスタッフ、俳優の皆さまが心を砕いて、持てる限りの知恵と技術を注いでくださった結果だと思います。産婦人科という特殊な世界を表現するにあたり、様々なご指導をくださった医療関係者の皆さまにも感謝いたします。『命』に正解も不正解もありません。見てくださった方の中に信じる道があればそれでいいと思いますし、このドラマがそのことを考えるきっかけになったとしたら嬉しい限りです。難しい物語を背負ってくださった清原果耶さんと一緒に受賞できたことがとても嬉しいです。本当にありがとうございました。

新人賞:清原果耶

ドラマ10『透明なゆりかご』(NHK総合)より (C)NHK

ドラマ10『透明なゆりかご』(NHK総合)より (C)NHK

『透明なゆりかご』を通して、改めて作品へ熱心に向き合う心を学んだ
 今回「透明なゆりかご」という作品に参加させていただき、改めてたくさんの方々から支えられていると感じ、作品へ熱心に向き合う心を学びました。“命について考えるきっかけになるような作品にしたい”という想いを胸に、スタッフ・キャストの皆さんと一緒に悩みながら、巡り合うお話に体当たりした日々はとても貴重なものでした。この作品に携わってくださった方々に感謝するとともに、このような賞をいただけたことを誇りにこれからも邁進していきたいと思います。私を育ててくださった方々に恩返しができるような、そして観てくださった方々の心を動かすような作品をこれからも作っていけたらと思います。本当にありがとうございます。

第13回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」開催概要

オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催。視聴者のドラマ満足度を調査した「オリコンドラマバリュー」(※1)結果と有識者の意見をもとに、“質の高いドラマ”を発表する賞。15年7月よりスタート。
名称 「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」
対象作品 NHK総合と民法キー局の国内制作で、4話以上・そのクール内(今期は18年7月7日以内)に終了する作品。NHK連続テレビ小説、クールをまたいでオンエアされる作品などは、終了した時点のクールが審査対象となる。なお、「オリコンドラマバリュー」(※)調査対象エリアの都合により、ローカルのみ放送する作品。バラエティドラマ、ドキュメンタリードラマは除く。(NHK大河ドラマは、19年2月頃発表となる18年度「年間大賞」決定の際に対象となる)
審査員 ドラマに関する有識者とマスコミのドラマ・テレビ担当者
選出方法  (1)【A】審査員の投票により「作品賞」、「主演男優賞」、「主演女優賞」の上位10作品または各10名を決定し、それぞれ上位から順に10〜1点を付与。(2)【B】「オリコンドラマバリュー」累積平均ポイントの上位10作品または各10名に対して、それぞれ上位から順に10〜1点を付与。(3)【A】と【B】の合計ポイントにより上位作品ならびに各俳優を確定。この結果を参考に、審査員によって各賞を決定する。
※「作品賞」、「主演男優賞」、「主演女優賞」以外の4 部門については、審査員投票のみで決定。
受賞枠 作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、新人賞(計7部門)
主催 エンタテインメントビジネス誌「コンフィデンス」
※1 オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国約700名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。その結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演俳優」「その他俳優」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点でランキング化している。

プレイバック!「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」歴代の結果

提供元: コンフィデンス

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