『万引き家族』先行上映、限定2日間で興収1.9億円の大盛況 カンヌ効果で高い関心
最近の邦画実写、公開初週の興収を上回る好成績
また、6月2日には、是枝裕和監督と松岡茉優がカンヌ受賞後初となる公の場に登場。多彩な映像制作者をゲストに招き、映画制作にまつわる講演が行われる早稲田大学の「マスターズ・オブ・シネマ」講義に、同大学の教授(基幹理工学部)も務める是枝枝監と、ゲストとして松岡が登壇し、忌憚のないトークを繰り広げた。
観客の反応がシビアだったカンヌ国際映画祭
また、初となったカンヌ国際映画祭について松岡は「観客の反応が如実だから、逆にすごくシビアだとも思いました。映画を含むエンタテインメントというものに、日本もこんなふうに真摯に向き合えるといいなと思いました」。700人の学生を前に、是枝監督とともに同作とカンヌの経験を語り尽くした。