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【18年4月期ドラマ満足度】「花晴れ」がぐんぐん上昇、第4話は初の80Pt台をマーク(5月8日〜5月14日放送分)

 週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』による、ドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」。18年4月期ドラマの5月8日〜5月14日放送分の調査では、杉咲花が連ドラ初主演を務める火曜ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)の第4話が83Ptを獲得。同作は話数を重ねるごとに、右肩上がりで満足度を伸ばしている。

18年4月期オリコンドラマバリュー一覧(〜5月14日放送分)

 “花男”こと『花より男子』(神尾葉子著/集英社)は、セレブが集まる高校・英徳学園を舞台にした人気恋愛漫画。TBSでは05年10月期、07年1月期に井上真央、松本潤らキャスト陣で連ドラ化、08年6月には映画版『花より男子ファイナル』が公開された。

 放送中の『花のち晴れ〜』は、その“新章”となり、映画版から10年後の学園を舞台に、江戸川音(杉咲花)、神楽木晴(平野紫耀)、馳天馬(中川大志)ら登場キャラクターによる、新世代ストーリーが展開されている。

 前作とはキャストも設定も異なるため馴染めない人が多かったのか、初回の満足度は48Ptだったが、道明寺司役の松本潤、花沢類役の小栗旬ら前作キャスト陣の友情出演、前作『花より男子2』に続く宇多田ヒカルによるイメージソング、“なつかしい”ロケ地でのシーンなど、前作ファンをくすぐる仕掛けに加え、新しい個性豊かな登場キャラの魅力が話数を重ねるごとに視聴者に浸透。2話目以降、61Pt(2話)→76Pt(3話)→83Pt(4話)と右肩上がりで推移している。

 視聴者の内訳を性年代別に見ると、前作を観ていたであろうF1、F2層に加え、T層の動きも上々。学園ものの恋愛ドラマだが、男性の反応も悪くなく、これから後半戦にかけてさらなる上昇が期待される。
 そのほか、今調査では、日曜劇場『ブラックペアン』の(TBS系/4話→92Pt)や連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合/第6週→87Pt)、金曜ドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系/5話→69Pt)、『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系/5話→68Pt)などが、自己最高ポイントを記録。SNSを含め盛り上がりを見せる『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)は依然として好調で、4話が95Ptをマークした。

ドラマバリュー累積平均TOP10(〜5月14日放送分まで集計)

(『コンフィデンス』 18年5月28日号掲載)

提供元: コンフィデンス

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