抜群のハーモニーで聴かせる水雲-MIZMO-、斬新なスタイルで演歌・歌謡界に新風を吹き込む

 下半期コンフィデンスが注目する新人アーティスト3組を紹介。東海エリアから誕生した期待のバンド・Cellchrome、演歌・歌謡界で異色の女性グループ・水雲-MIZMO-、韓国人気No.1の新人ボーイズグループ・Wanna One。今後ブレイクが期待される彼らとはいったいどんなアーティストなのか?

Cellchrome

Wanna One

演歌・歌謡界で異色の女性グループが誕生

 これまでの演歌・歌謡界では聞くことがなかった異色のグループが誕生した。演歌界で異才を放つ作曲家の水森英夫氏の門下で長い間レッスンを積んだ“演歌の申し子”でありながら、「枠に捉われない自由な発想」で生まれたのが水雲-MIZMO-。従来にはないこぶしを効かせた演歌の女性3声のハーモニー、主旋律・高音・低音と3人のパートもそれぞれ変化していく、斬新なスタイルを確立している。また、「3声のハーモニーを“生”で聴かせられるように、歌唱出演やアカペラでの歌唱ができる場を大事にしている」(レーベル担当者)と“生歌”にこだわっている。

 彼女たちの強みである美しいハーモニーは、デビュー曲「帯屋町ブルース」でも楽しめる。同曲は、週間シングルランキングで100位圏外だったが、発売3週目で自己最高の86位まで上がってきた。音楽番組などでも目にする機会が増える年末にかけて、さらに順位を上げてくることが期待される。

海外公演や米・大リーグでの国歌斉唱も経験

 メンバー構成も非常に面白い。水雲-MIZMO-は、武蔵野音楽大学の声楽科を卒業したNAO、NHKの歌番組で優勝したことがきっかけで、水森氏にスカウトされたAKANE、米国出身のNEKOの3人からなる。NEKOは、米国の大学在籍中に早稲田大学に留学。卒業後、日本のサブカルチャー好きが高じて、日本のアニメ専門学校に通うなか、水森氏の目にとまり水雲に加入した。

 実は、メジャーデビュー前より日本のみならず海外でも活動の幅を広げてきた水雲-MIZMO-。2016年7月には仏・パリ、2017年4月には米ワシントンとニューヨークなどで公演を成功させている。さらに、ワシントンで開催された全米桜祭りで歌声を披露した際には、関係者の目に留まり、5月に行われた米・大リーグのドジャース対マーリンズ戦前のセレモニー『ジャパンナイト』に出演。ドジャースの前田健太投手、マーリンズのイチロー外野手、田沢純一投手の3選手の前で、アカペラで日米両国の国歌斉唱を熱唱し、話題となった。

 レーベル担当者が、「日本の文化としての演歌を大事に、老若男女に認知され支持される存在になってほしいです。また枠にとらわれず、演歌を海外に普及できる存在になってほしいと思います。目標は『NHK紅白歌合戦』、そしてワールドツアーの実現です」と言うように、新たな“クールジャパン”として海外でも活躍する日が近いだろう。デビュー曲「帯屋町ブルース」は、カラオケで友達と一緒に歌う姿が目に浮かぶ。水雲-MIZMO-には、若年層に演歌を広める存在としても期待したい。

水雲-MIZMO-からコメントが到着

「帯屋町ブルース」視聴映像

水雲-MIZMO- オフィシャルサイト(外部サイト)

提供元: コンフィデンス

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