2018年じゃらんの「泊まってみたい憧れのホテルランキング(関西)」で1位を獲得したラグジュアリーホテル、ザ・リッツ・カールトン大阪。その中でも33階から35階の「ザ・リッツ・カールトン・クラブレベル」というお部屋は、アフタヌーンティー付きのチェックインや専用のラウンジ利用など、1ランク上のおもてなしを楽しめます。
「クラブレベル」宿泊者が体験できる「ウィークリー・ワンダー」をご紹介します。
「ザ・リッツ・カールトン・クラブレベル」って何?
大阪駅から徒歩5分ほど。便利な立地ながら、都会の喧騒を離れた別世界。英国貴族の隠れ家をコンセプトにしたラグジュアリーホテルがザ・リッツ・カールトン大阪です。
その中でもワンランク上のおもてなしが体験できるのが、33階から35階に宿泊する「ザ・リッツ・カールトン・クラブレベル」というプランです。
その「ザ・リッツ・カールトン・クラブレベル」の宿泊者を対象に、専用ラウンジで開催されているのが「ウィークリー・ワンダー」。チェックイン時に予約すれば、クラブレベル宿泊者は無料で参加できます。何かを「学ぶ」体験。大人になってもワクワクしますよ。
プログラムは3つ、キーワードは「読書」、「お酒」、「美肌」。なんだかラグジュアリーな香りがしますね。ウィークリー・ワンダーの中身を少しご紹介しますね。
読書の楽しみを知る上質な時間
「ザ・リッツ・カールトン ブッククラブ」は、読書の楽しみを知る体験。毎週水曜日の16:00から16:30まで開催しています。(現在11月28日までの開催が決定)。
ホテルから近い、梅田にある大型書店 梅田 蔦屋書店の知識豊富なコンシェルジュが、小説や写真集、話題のビジネス書などの読み方やオススメポイントなどを教えてくれます。
コンシェルジュの方々は、それぞれ専門の分野をもつ本のエキスパート。月に20冊以上は本を読むという豊富な知識と、読書への熱量を秘めた方々のお話はとても面白く、ぐいぐい引き込まれてしまいます。「上質な書評を読んでいるようだ。」と言っている参加者がいましたが、まさにそれ!本屋さんのPOPを読んで、その本を買っちゃう感じですね。
テーマは毎回変わります。この回のテーマは「カズオイシグロ」。2017年にノーベル文学賞を受賞した作家です。記憶や忘却にこだわった作家で、読んだ後切ない気持ちになるのが持ち味。2016年に綾瀬はるか主演でドラマ化された「わたしを離さないで」の原作者としてご存知の方も多いのではないでしょうか。
コンシェルジュが持参したカズオイシグロの本を実際に手にとって、パラパラめくりながら、作品に関する解説やうんちくを聞きます。コンシェルジュの方々はとてもお話上手で、作品世界の魅力にぐいぐい引き込まれてしまいます。
参加者からは「どの本から読んだら読みやすいか?」や「この人売れてるんですか?」などの質問も。気になった本はその場で購入も可能。筆者も思わず購入しちゃいました。普通に並んでいるだけなら、絶対買わない種類の本との出会い。
最近本って読んでますか? 久々に触れる活字はいつもとは違う風景を連れてきてくれるかもしれません。
お酒を知る楽しい時間
「ザ・リッツ・カールトン カクテルセミナー」は、自分だけのカクテルを作る体験。月に2回、月曜日の16:00から16:30まで開催されています。クラブラウンジ専任のバーテンダーと一緒にオリジナルカクテルを作りながら、お酒にまつわるうんちくやお酒の楽しみ方などを学びます。
この回はオリジナルのティー・カクテル作り。使用する紅茶はクラブラウンジで提供されているものから選びます。アールグレイやアッサムなどおなじみの紅茶の他に、マンゴーフレーバーのマンゴードリームやザ・リッツ・カールトン大阪オリジナルブレンドなど。紅茶の種類だけでも、たくさんあって迷います。香りをかいで、直感で選びましょう。
茶葉にお酒を注ぎ、紅茶の香りや色が出るのを待っている間に、お酒の歴史やうんちくを聞いたり、相性のいいハーブはどれか?などを質問したり。ジンはもともと薬のような扱いだったとか、ウォッカって命の水っていう意味だとか、バーテンダーが語るちょっとした豆知識、面白いですよ。
香りを出すために、ローズマリーを火で炙るという小ワザも勉強になりました。ハーブもバーテンダーのジョン曰く「ライフ(スーパー)で買えるもの」。家でも再現できそうなのが、うれしいですね。
写真はアイリッシュウィスキークリーム(紅茶)+シナモン+ソーダ+ウォッカ。シナモンの香りが上品で飲みやすい。いつも飲んでいるお酒とはちょっと違うこのラグジュアリー感…!友達の家でこれでてきたら感動しますね。ワイングラスもおしゃれで、インスタ映えしそう! 女子会にもオススメですよ。
美肌を磨く優雅な時間
「ザ・リッツ・カールトンシュガースクラブセミナー」は、オリジナルのシュガースクラブを作る体験。月に2回、月曜日の16:00から16:30まで開催されています。館内にある直営のTHE RITZ-CARLTON SPAのセラピストと一緒に、季節ごとのオリジナルのシュガースクラブを作ります。
出来上がったシュガースクラブは可愛くラッピングしてお持ち帰りも。オススメの使い方なども教えてくれます。
レシピは季節ごとに変わります。11月末までの期間はアップルシナモンスクラブ作り。ベースとなるオイルにリンゴ、シナモンそして砂糖を加えて作るスクラブ。砂糖には保湿効果、リンゴには抗菌作用、シナモンには抗菌作用と抗酸化作用があるのです。
オイルは、ザ・リッツ・カールトン スパでも使用している、イギリスのブランドESPAのオーガニックでナチュラルな上質のオイルです。
出来上がりは小瓶に詰めて、可愛くラッピングしてお持ち帰り。プレゼントにもいいですが、その日の夜、ホテルのバスルームで使っちゃうのも素敵ですよ。手の甲や足などに塗り込んで、そのままシャワーで流します。とてもしっとりしますよ。
ナチュラルな素材ですので、1週間ほどで使い切りましょう。季節ごとにレシピが変わるため、これを目当てに宿泊するリピーターも多いのです。ベースとなるオイルさえあれば、身近にある材料でできるのがうれしいですね。
スイートルームも!?豪華な館内ツアー
お楽しみはウィークリー・ワンダーだけではありません。クラブフロアだけでなく、宿泊者全員にむけての館内ツアーが、毎週水曜に開催されています。
18世紀英国貴族の邸宅をコンセプトにした、ザ・リッツ・カールトン大阪の館内の絵画や美術品は、18世紀を中心としたアンティーク。これらをホテルマンの解説付きで巡ることができます。
館内で一番豪華なのはホテルの顔でもあるロビー。チェコ製のシャンデリアにペルシャ絨毯、床はイタリア製の大理石。冬は暖炉に火が灯ります。まさに英国貴族…!ちなみにフロントの後ろにあるのが、館内で一番お高い絵「突然の来訪者」です。ため息出ちゃいますね。
宿泊の予約が入っていなければ、普段立ち入ることのできないスイートルームも見ることができます。ザ・リッツ・カールトンスイート 1泊85万円(消費税、宿泊税、サービス料別)。このラグジュアリー感!しっかりまぶたに焼き付けましょう。
大人になって「学ぶ」楽しさ
自分が学びたいことを掘り下げる…知的好奇心を満たすのはとても楽しい行為です。そして会場はラグジュアリーホテル。非日常空間のなかでの体験は、とても思い出に残るものになるでしょう。しかも家に帰っても再現できる手軽さ。
泊まるだけがホテルじゃない。ザ・リッツ・カールトン大阪の「ウィークリー・ワンダー」で旅の満足感と思い出をお持ち帰りしてみませんか。
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
■関連MEMO
ザ・リッツ・カールトン大阪
https://www.ritz-carlton.co.jp
【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
Sige panda
