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北海道にナイヤガラの滝が!?滝巡りと湯巡りの贅沢な休日


洞爺湖と支笏湖の中間地点に位置する伊達市の飛び区・大滝(旧大滝村)は、その名の通り滝の宝庫。噴火湾に注ぐ長流川(おさるがわ)沿いには「三階滝」や「大滝ナイヤガラの滝」とその名もユニークな名瀑があります。今回は皆さんをこの二つの滝にご案内し、日帰り入浴で贅沢な「はしご湯巡り」が楽しめる北湯沢の温泉、「ホロホロ山荘」と「森のソラニワ」を紹介します。

三階滝と甘露法水で体をまるごと浄化!

写真:大谷 修一

伊達市大滝区にある「三階滝」は、三層の階段状岩場を流れ落ちる北海道では珍しい滝。新千歳空港から洞爺湖に向かうルートにある休憩スポットというロケーションに加え、新緑の春から紅葉の秋とそれぞれの季節でその表情を変える渓谷美が好評で、休日には多くの客で賑わいます。

写真:大谷 修一

広い駐車場から歩いて数分で「滝見橋」に到着。ここからは水しぶきをあげながら「岩の階段」を流れ落ちる滝がすぐ間近に見ることができます。デジカメやスマホを構える姿も多く、ここはインスタ映え写真を狙うカメラマンたちにとって絶好のフォトジェニックスポットとなっています。
橋の上から滝に向かって大きく深呼吸し、大量のマイナスイオンとともに降り注ぐ水のエネルギーを吸収して体全体を浄化しましょう。

写真:大谷 修一

ここまで来たなら、その先にある「甘露法水」まで足を伸ばしておきたい所です。この水は長流川(おさるがわ)の伏流水が地下380メートルから湧出したもので、「長寿延命、女子安産、子孫繁栄」をもたらす「全国に類なき甘露法水」であるとのこと。
この霊水を飲んで体内を浄化し、あわせてペットボトル等で取水して「甘露法水のご利益」もお土産に持ち帰りたいものですね。

え、北海道にナイヤガラの滝が!?

写真:大谷 修一

「三階滝」から北湯沢温泉方面に向かって車で走ることおよそ5分、国道沿いに「大滝ナイヤガラの滝」と書かれた看板が目に飛び込んできます。「え、なんで北海道にナイヤガラの滝が?」と不思議に思われる方は、迷わず寄り道してみましょう。
大滝総合運動公園の道路を挟んだ北向かいには砂利で整備された駐車場があり、ここからナイヤガラの探検に向かいます。

写真:大谷 修一

入口から滝まではおよそ800mですが、散策道はウッドチップで整備されているので歩きやすい靴なら問題なし。観光客のスタイルそのままでお手軽にミニトレッキングを楽しむことができます。

写真:大谷 修一

鳥のさえずりに耳を傾けながら「森のお散歩」を楽しむことしばし。渓流の橋をいくつか渡ったその先の広場から轟々と水の音が……。

春と秋で二つの顔を見せる「北のナイヤガラ」

写真:大谷 修一

さあ、大滝ナイヤガラの滝に到着!
落差は5mながらも、その幅は100m。春の雪解けの時、広い川幅いっぱいに流れ落ちる迫力はまさに「北のナイヤガラ」そのもの。広場に設置された「マイナスイオンシャワーポイント 大滝ナイアガラの滝 70,000個/cc」の看板表示がそのパワフルさを物語っています。

写真:大谷 修一

また、春から夏が過ぎて秋になると滝の様相は一変。錦彩なす渓谷の岩間を嫋々と流れ落ちるその姿は「雅び」という言葉がよく似合い、「北のナイヤガラ」は優しい滝へと変貌を遂げます。
春がパワフルな「陽」なら、秋は優しい「陰」……この陰陽が相交わるその姿も「大滝ナイヤガラの滝」の魅力の一つと言うことができるでしょう。

この「大滝ナイヤガラの滝」の二つの顔を、動画でもお楽しみください。

北湯沢温泉で贅沢な「はしご湯巡り」!

写真:湯元ホロホロ山荘

「三階の滝」と「大滝ナイヤガラの滝」の滝巡りを楽しんだあとは、北湯沢温泉で歩き疲れた体をほぐしましょう。
北海道では“知る人ぞ知る”名湯の北湯沢、できれば一泊したい所ですが、スケジュールや予算面で難しいという方は「日帰り入浴」はいかがでしょうか。

写真:湯元ホロホロ山荘

北湯沢温泉の日帰り入浴なら「ホロホロ山荘」がおすすめ。泉質は肌に優しい単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、こちらのお湯は温泉ファンには嬉しい温泉掛け流し(加水有り)です。
大きな岩が配置された開放感溢れる露天風呂が最大の魅力ですが、広い内風呂にもサウナや、打たせ湯、ちょっと変わった香の湯なども設置されており、税込1200円で北湯沢の名湯を満喫できます。

写真:大谷 修一

家族連れなら「森のソラニワ」はいかがでしょうか。大きな水車がある内湯や和風の落ち着いた露天風呂やインドア温泉プールに加えて、その外にはジャグジーや滑り台、ヨットが設置された広さ1,500平米の温泉ビーチ(水着着用)もあり、小さなお子さんは大喜び。また2023年3月より温泉プール内にオートロウリュも設置された最新型の「かまくらサウナ」も誕生。ファミリーで楽しめる“ミニ温泉パーク”となっています。
こちらの日帰り入浴料は1500円ですが、前述の「ホロホロ山荘」とは同じグループのホテルという事で、二館両方で入浴する「はしご湯巡り」を楽しむこともできます。料金は税込2200円で、日帰り入浴の方でもホテルの無料湯巡りバスが利用できるとのこと。
滝巡りと湯巡りで大滝のパワーを存分に充填する……こんな贅沢な休日をお手軽に過ごすことができるのも、こちら大滝・北湯沢ならではと言えるでしょう。

大滝ナイヤガラの滝、北湯沢温泉のお役立ち情報

1.大滝ナイヤガラの滝は国道、散策道入口に看板が設置されましたが、場所は少しわかり辛くカーナビ頼りでも迷うことがあります。下記「ナイヤガラの滝への道順」もあわせてご参照ください。
2.北湯沢で宿泊を計画される方は、両ホテルの他に日本で初めてのパワースポット露天風呂を兼ね備えた「緑の風リゾート」もおすすめです。
本件に関しては、記事下の関連MEMOに詳しい情報が掲載されていますので、合わせてご覧ください。

■関連MEMO
三階滝、大滝ナイヤガラの滝の情報
https://www.city.date.hokkaido.jp/hotnews/detail/00005459.html
北海道北湯沢にパワースポット温泉が!?緑の風で開運入浴
https://www.travel.co.jp/guide/article/35212/
湯元ホロホロ山荘
https://www.horohoro-sanso.com/
きたゆざわ 森のソラニワ
https://www.mori-soraniwa.com/

【トラベルjp・ナビゲーター】
大谷 修一

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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