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京都「俵屋吉富」の魅力!茶ろんの涼甘味&無料京菓子資料館も


京都を代表する老舗和菓子店の1つ「俵屋吉富」は、「茶ろん たわらや」を併設する小川店と「京菓子資料館」を併設する烏丸店が本店から徒歩圏内に集中。それぞれを回れば、伝統ある京菓子の歴史から最新の和菓子の楽しみ方まで、一気に堪能することができちゃいます。
茶ろんで楽しめる夏にぴったりの冷たい甘味や、俵屋吉富自慢の夏ならではの和菓子もあわせてご紹介します!

俵屋吉富「本店」

写真:古都の U助

京都を代表する老舗和菓子店である俵屋吉冨は、江戸時代の宝暦5年(1755年)に創業しました。直営店が2018年現在4店舗あり、祇園店以外はこの本店から徒歩10分以内に集中しているので、ハシゴをしてそれぞれの特徴を楽しむのがオススメ。一気に京の和菓子通になれちゃいます。3つの店舗で定休日がずれているのも密かに嬉しい点。
<俵屋吉富本店の基本情報>
住所:京都市上京区室町通上立売上ル
電話番号:075-432-2211
アクセス:地下鉄烏丸線・今出川駅より徒歩約5分
営業時間:8:00〜17:00
定休日:日曜日

茶ろん たわらや併設!俵屋吉富「小川店」

写真:古都の U助

茶菓子に特化した店舗として開店した俵屋吉富「小川店」。その周囲には裏千家今日庵や茶道資料館をはじめ、茶道具などを扱う店舗も点在しています。

写真:古都の U助

茶菓子に特化した店舗・俵屋吉富の小川店では、店内の一角にお干菓子の並ぶガラスケースがあり、好みの詰め合わせを選ぶことができます。青楓や朝顔、夏の空などの命名がされた干菓子はまさに食べるアート。
またお干菓子は、お土産等での日持ちが気になってしまう夏場は要注目のお菓子ですね。食欲が落ちがちになる夏の時期の和菓子は、味もさっぱりして見た目からも涼が楽しめるものが多く、独自の魅力があります。俵屋吉富でも、毎年夏ならではの可愛いらしく爽やかなお菓子がたくさん登場しています!

写真:古都の U助

写真左は「糖蜜ボンボン 金魚づくし」、右は「串かし〜こはくだんご〜」。糖蜜ボンボンは春は桜、秋はお月見うさぎや紅葉といった季節に合わせたモチーフを取り入れ、ファンも多い逸品。姉妹品に「リキュールボンボン京野菜」という加茂なすや聖護院かぶらなど京野菜をモチーフにしたお菓子がありますが、そちらはアルコールが使用されているのに対し、糖蜜ボンボンはアルコールが含まれないのでお子様でも安心して食べていただけます。
「串かし〜こはくだんご〜」は直営店限定のお菓子で2017年からの比較的新しい商品。いわゆる琥珀糖と呼ばれるお菓子で季節によって内容は変わり、夏季は柚子や檸檬・薄荷といったフレーバーが登場します。

小川店併設「茶ろん たわらや」

写真:古都の U助

小川店には「茶ろん たわらや」が併設されており、店舗右側にある入り口から京都らしい細長い石畳の路地を入り茶ろんへ行くことができます。大きいサロンではないですが、隠れ家的・穴場的な雰囲気が素敵。

写真:古都の U助

写真は一番人気のクリームあんみつで、蜜は黒蜜・白蜜・和三盆の三種類から選ぶことができます。(写真は和三盆)
アイスクリームはコクがあって高級感もあるのにどこか懐かしい味。四角い寒天に小さめの白玉と抹茶玉が並ぶ盛り付けもモダンです。茶ろんではその他、飲み物やお抹茶セット、夏場はかき氷もいただけます。

写真:古都の U助

茶ろんのテーブルに、陶器の容器に入り置かれる俵型の「茶ろんたわらやシュガー」は和菓子店らしく打物型で作られています。プレーンな白と黒糖風味の茶と2色あり、小川店限定で販売もされています。
<俵屋吉富 小川店(茶ろん たわらや)の基本情報>
住所:京都市上京区寺之内通小川西入ル宝鏡院東町592
電話番号:075-411-0114
アクセス:地下鉄烏丸線・今出川駅より徒歩約12分
営業時間:10:00〜18:00
定休日:火曜日

俵屋吉富「烏丸店」

写真:古都の U助

こちらは地下鉄も走る京都のメインストリートの1つ、烏丸通に面する俵屋吉富の烏丸店。小川店と同じく烏丸店も風格があり、ここが本店かな?と思ってしまいそう。
すぐ北側に隣接して京菓子資料館があります。
<俵屋吉富 烏丸店の基本情報>
住所:京都市上京区烏丸通上立売上ル
電話番号:075-432-3101
アクセス:地下鉄烏丸線・今出川駅より徒歩約3分
営業時間:9:00〜18:00
定休日:水曜日

見学無料!烏丸店併設「京菓子資料館」

写真:古都の U助

烏丸店には併接して京菓子資料館が開設されており、無料で見学することができます。二階の展示室には糖芸菓子でできた大きな生け花や牡丹、松など圧巻の糖芸菓子。
その他にも奈良時代に遣唐使が持ち帰った唐菓子、金平糖やカステラなどの南蛮菓子、饅頭喰人形、俵屋吉富の前身である澤屋播磨伝来の御蒸菓子絵本など和菓子好きでなくとも興味をひかれる展示でいっぱいです。

写真:古都の U助

京菓子資料館のある龍宝館の一階には、机と椅子を使用する立礼席の茶室「祥雲軒」があり、年配の方や海外の方でも気軽にお抹茶とお菓子を楽しむことができます(700円、6人以上は団体扱いで要予約600円)。お菓子は俵屋の代表名菓雲龍はじめ3種類から選ぶことができます。

写真:古都の U助

資料館の見学の後は、水琴窟もある坪庭にのぞむ茶室・明清庵も見学することができます。こちらは烏丸店開業時に併設のお茶席として建てられたもので、季節毎の茶花やお軸も飾られます。
<京菓子資料館の基本情報>
住所:京都市上京区烏丸通上立売上ル
電話番号:075-432-3101
アクセス:地下鉄烏丸線・今出川駅より徒歩約3分
営業時間:10:00〜17:00
定休日:水曜日
入館料:無料

老舗・俵屋吉富の魅力

根強いファンが多い俵屋吉富の和菓子たち。せっかくなら本店や、茶ろんや京菓子資料館も回れば、お腹や舌だけでなく、好奇心も一気にググンッと満たされること間違いなし!歩いてすぐの場所にある3店舗、ぜひ回ってみてはいかがでしょう。
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
俵屋吉富
http://www.kyogashi.co.jp/

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
古都の U助

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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