「エアプサン」は韓国・釜山を拠点としたLCC(格安航空会社)です。成田や関空、福岡、新千歳空港など、日本各地から釜山までの直行便を多く就航しているので、釜山観光には便利!ただエアプサンはLCCということもあり、受託手荷物(航空会社に預ける荷物)の制限や料金が気になるところ。ここでは、エアプサンの受託手荷物の料金やルールについてまとめてお伝えします。
エアプサンの受託手荷物ルールは?
「エアプサン」は日本や東南アジアといったアジア諸国と韓国をつないでいます。特に成田や関空はもちろん、福岡や北海道などの地方から釜山まで最安値で1万円程度で行けるため、週末でプサン観光ができると人気!さらに釜山〜グアムに直行便を就航しており、釜山経由とはなりますが、リーズナブルにグアム旅行を叶えたい時にもおすすめです。
受託手荷物のルールは、航空券の種類と路線によって異なるので、注意が必要です。国際線で問題なくとも、韓国国内では重量オーバーになり、超過料金が発生することもあります。
荷物の大きさはどの路線も「3辺の大きさ(横、縦、高さ)が158cm以内」になりますが、重量と個数が異なります。
【国際線の重量と個数(グアム路線以外)】
・大人&子ども(12歳未満):20kg以下 1個まで
【韓国〜グアム路線の重量と個数】
・大人&子ども(12歳未満):23kg以下 2個まで
【韓国国内線の重量と個数】
・大人&子ども(12歳未満):15kg以下 1個まで
特に韓国国内線での移動になると、受託手荷物の重量が15kgになり、国際線より少なくなります。国内の移動での利用を考えている人は、お土産の買い過ぎには注意しましょう。
カバンに荷物をどれだけ入れたら有料になる?
国際線は20kg(グアム路線は23kgまで)なら預け入れが無料ですが、その重量を越えると、追加料金を支払う必要があります。
ところで、海外旅行で持っていく荷物は一般的にどれくらいの重量があるかご存知でしょうか?搭乗前にこれらの荷物に加えて、現地で購入するお土産などの量を加算して、計算しておきましょう。
・バッグ
スーツケース5kg〜、バックパック1kg〜
・衣服
ジャケット500g〜、コート900g〜
・靴
スニーカー600g〜、サンダル350g〜
※メーカーや大きさによって異なります。
2〜3泊程度の韓国旅行なら、着替えなどの荷物が入ったスーツケースでも20kg以内に収まるので、追加料金はあまり気にならないでしょう。しかし、長期の旅行やショッピングが目的となる場合は、重量オーバーになってしまうこともあります。
韓国で人気の化粧品やマッコリなどのお酒、陶芸品など重たい物を大量に購入してしまった場合は、受託手荷物の量にも気をつけましょう。下記に韓国旅行で人気のお土産をまとめましたので、購入時には個数と重さに注意してくださいね!
・化粧品や美容ケア商品(大量購入は要注意)
・お酒(マッコリや韓国焼酎は小瓶がおすすめ)
・袋入りのサムゲタン(1袋約1kgと意外に重い)
・陶芸品(小物ならOK)
荷物の超過料金はいくら必要?
さて、各路線で指定されている重量を超えた場合、追加料金はどれくらい発生するのでしょうか?特に韓国を経由してグアムを旅行する場合は1kgあたりの追加金額も大きいので、お土産の買い過ぎには要注意!
【日本〜韓国】
・700円/1kgあたり
【韓国〜中国・台湾・香港・マカオ】
・900円/1kgあたり
【韓国〜東南アジア・モンゴル】
・1,100円/1kgあたり
【韓国〜グアム】
・5,000円/1kgあたり
そのほか、スポーツ用品(スキー板やサーフボードなど)や3辺の合計が203cmを超える大型手荷物に関しては、別途追加料金がかかります。
・スポーツ用品:1,000円/1個あたり(片道)
・大型手荷物:1,000円/1個あたり(片道)
サーフボードやスキー、スノボーなどのスポーツを目的とした旅行や大きな荷物を運ぶ必要のある旅行の際は、これらの料金が必要になることを覚えておきましょう。
機内持ち込み手荷物にもルールがある?
エアプサンの機内持ち込み手荷物のルールは下記の通りです。
【全線共通】
・個数:1個
・重さ:10kg
・三辺の合計115cm(各辺の最長、高さ55cm、長さ40cm、幅20cm)
機内の収納棚や座席下に入らない大きさの荷物は、別途料金が必要になる場合があるので注意が必要です。
旅のスタイルに合わせて上手に利用しよう!
ローコストで日本と韓国を結ぶ「エアプサン」。荷物に関しては、サイズや重量、利用する路線によって制限が異なるなどルールがあります。特に大型荷物を運んだり、買い物を中心とした旅を計画している人は、事前に荷物制限のルールを確認しておきましょう。ルールを上手に利用して、韓国旅行を存分に楽しんでください!
■関連MEMO
エアプサン
https://jp.airbusan.com/content/individual/?
【トラベルjpナビゲーター】
トラベルジェイピー編集部
