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愛媛「下灘駅」での写真撮り方まとめ!絶景駅でぶらり途中下車


愛媛県の双海町にある下灘駅。元日本一海に近い駅であり、青春18きっぷのポスターに三度も使われ、人気ドラマ『HERO』のロケ地にもなったという数々の伝説を持つ駅は、写真を撮りに行くだけでも価値のある絶景駅なのです。今回はその下灘駅での撮影ポイントをご紹介します。

下灘駅とは?

写真:岡本 大樹

下灘(しもなだ)駅は、愛媛県の海側を走る予讃線の駅の一つ。小さな無人駅であり、周りに観光施設があるわけでもないのに、この駅を訪れる人は後を絶ちません。
その理由は一度でも下灘駅の写真を見ればきっとわかるはず…。

写真:岡本 大樹

駅のホームからは広く瀬戸内海を見渡すことができ、海を背景に佇むホームはまるで一枚の絵のようにとてもフォトジェニック。
そのロケーションの良さから、ここ下灘駅は青春18きっぷのポスターに三度も登場していますし、木村拓哉さん主演の大人気ドラマ『HERO 特別編』のロケ地にも選ばれているのです。

写真:岡本 大樹

その魅力の虜になるのは電車好きの方だけにとどまりません。その証拠にこの駅を訪れる人の数は年々増えてきています。その中でも特に多く見られるのはカメラを持っている方々。そりゃ、こんないい景色を見たら写真に残したくなりますよね。
ということで、今回は以下の三つ+αのオススメ撮影法をご紹介していきますので、下灘駅へ行く際はぜひ一度チェックして、写真を撮る際の参考にしてくださいね。
その一、ホームと海のシンプルな構図で狙う
その二、電車が来るタイミングを待つ
その三、ある時間帯特有の風情を切り取る
番外編、少し目線に変化を与える

下灘駅の魅力、「ホーム+海」をシンプルに切り取る

写真:岡本 大樹

まずは定番の構図からご紹介。単純ですが、ホームの向こうが一面の海なので、「ホーム+海」というのが最もシンプルな構図となります。とはいえ、シンプルだからこそこの駅の魅力を写すことができるとも言えます。
ホームに正対した状態で撮ると安定した構図になるので、ホームの支柱を目安にまっすぐに撮ってみてください。

写真:岡本 大樹

もちろん他の角度からでも「ホーム+海」を撮ることはできますし、ホーム全てを画面内に入れる必要はありません。少し左右によってホームの屋根の一部分だけをカットしても、充分魅力を持った被写体になり得ます。
また、無人の状態を写すというのも一つの手ではありますが、ベンチに座る人の後姿などが入ることによって日常の絶景という感じを出すことができるので、いいタイミングを待つことも重要です。

写真:岡本 大樹

ちなみに下灘駅は日本で最も海に近い駅…でした。以前は線路の向こうは海が広がるだけだったのですが、現在では駅と海の間に道路が一本通っているのです。
そのため、ホームに近づきすぎると、その道路や走っている車(特にトラックなど背の高いもの)の一部が写りこんでくる可能性もあります。海と駅、というシンプルな構図にしたい場合は道路は画面内に入れない方が良いので、アングルを低くするなどの工夫をして撮るようにしましょう。

特別車両は見逃し厳禁!電車を待って撮影

写真:岡本 大樹

駅自体がフォトジェニックなため、それだけで満足してしまいそうですが、やはりここは駅。事前に時刻表を確認しておき、電車の入った写真も撮ることをオススメします。
1時間の内に何本か見られる時間帯がほとんどではありますが、場合によってはかなりの時間を待つことにもなり得るので、ご注意くださいね。下記関連MEMOにJR四国の時刻表一覧のリンクがありますのでぜひチェックしてください。

写真:岡本 大樹

背景に海が広がっているので、難しく考える必要はありません。電車の後ろに海が上手く写るように場所を決めれば、それだけであとはシャッターを押すだけ。画面の中に電車を多く写すか、少なめにするかは好みで調整しましょう。
注意点としては電車がホームに停まっている時間はそれほど長くないので、予め構図を決めておくこと。あとはシャッターを切るだけ、という状況を作っておけば電車が滑り込んできたと同時に、自分の思い通りの写真を撮ることができます。

写真:岡本 大樹

特別な車両を狙うというのも一つのテクニック。この予讃線には「伊予灘ものがたり」という二両編成の電車が走っています。一両は黄金色でもう一両は茜色と、前後でカラーが違うのも見どころです。
特別な絶景駅に特別車両。電車好きなら思わず唸る素敵な組み合わせを一枚納めてみてはいかがでしょう。

下灘駅をさらに魅力的にする時間帯

写真:岡本 大樹

下灘駅の撮影にオススメの時間帯の一つ目、それは夕方。下灘駅を含む双海町は「沈む夕日が立ち止まる町」というキャッチフレーズが付けられる程の夕日の名所なのです。季節によっては水平線に沈んでいく夕日を見ることもできます。
しかも、下灘駅で夕景を撮る場合はホームの向こうに沈む夕日を見ることができます。とてもシンプルな造りのホームのため夕焼けの雰囲気がマッチして、その夕日を背景にホームを狙うだけで印象的な一枚に。

写真:岡本 大樹

暗くなってからはホーム自体の写真は撮りづらい時間帯となってしまいますが、夜の闇の中に浮かび上がる電車の明かりはとても優しく、ローカル線の旅情を思わせる一枚を撮ることができますよ。

写真:岡本 大樹

番外編:目線に変化を与える

写真:岡本 大樹

下灘駅では無人の駅舎をすっと通り抜け、ホームの写真ばかりを撮ってしまいがちですが、駅舎の中からホームの方を向いて写真を撮ってみるのもオススメです。外には下灘と書かれた駅名標、さらにその後ろに瀬戸内海が広がっている様を上手くとらえることができます。
また、すでにご紹介した夕日の時間帯を狙って撮れば、直接夕日は見えないものの斜光が駅舎に少しだけ入ってきていることによって、ノスタルジックなテイストの写真となります。

写真:岡本 大樹

最後にご紹介するこちらの撮り方は、駅から完全に出てしまい遠景で「駅+電車+海」を納めるという方法です。駅から西へ200m程行った場所は視界が開けているので、このように撮ることが可能。
ただ、こちらは一般道の端に立って撮るという方法で、道路は狭くもちろん駐車スペースがあるわけでもないので、通行の妨げになるような行為は厳禁です。他の観光客の方や近隣の住民の方への配慮を忘れないように撮影にあたりましょう。

愛媛の「下灘駅」へカメラを持って出かけよう

穏やかな瀬戸内海、それを眺めるために作られたかのような下灘駅のホーム。何もない田舎と言ってしまえばそれまでですが、これほど絵になる駅は日本中でも数えるほどしかないでしょう。
一度そこに立てば、多くの人が下灘駅を目指す理由もきっとわかるはずですよ。ぜひカメラを片手に愛媛の絶景駅へ遊びに行ってみてください。

■関連MEMO
JR四国旅客鉄道株式会社
http://www.jr-shikoku.co.jp/01_trainbus/jikoku/index.html
伊予灘ものがたり
http://iyonadamonogatari.com/

【トラベルjpナビゲーター】
岡本 大樹

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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