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導かれた者だけがたどり着ける?沖縄のパワースポット「ワルミ」はどんなところ?


沖縄には神様が降り立ったと言われる場所が数多くありますが、那覇空港から車で1時間半の北部に位置する本部町の備瀬にある「ワルミ」もパワースポットとして人気を集めています。かつては地図にも情報がなく、行き方がわかりにくいがゆえに「導かれた者だけがたどり着ける」とも言われていた聖地であり、絶景も楽しめるワルミをご紹介します。
※2017年現在、ワルミは立ち入り禁止になっています。

巨大な割れ目は聖地への入口?出口?

写真:shizu kawa

ワルミは別名「ワーリーバンタ」と呼ばれています。沖縄の方言で、ワーリーは割れ目、バンタは崖のことです。
目の前にはその名のとおり崖の割れ目。まるで聖地への入口のよう。神様が降りるときに大きな岩を割ったのでしょうか?両側の崖からは強いエネルギーを感じると同時に、ここに立ち深呼吸すると、静寂の中に聞こえる波の音が心を静めてくれます。
地元の方によると、ここは“死後の世界”を意味する場所で、かつては誰も近づこうとしなかったのだそう。沖縄で最も有名なパワースポットの斎場御嶽が気の入口だとすると、ここは気の出口にあたるという説も。出口だとしてもワルミに良い気が流れていることは間違いなさそうですね。

子宝に恵まれる石?

写真:shizu kawa

ワルミの真ん中にある石。現在では流れてきた砂がここにたまり、石がだいぶ隠れていますが、以前は3m以上あり男性器に似た形状をしていたため「子宝に恵まれる石」と言われています。はたしてご利益はいかに?
ちなみにこの場所、満潮時にはこの石も水に浸ってしまうんです。この景色が見られるのも、ワルミの先まで行けるのも干潮時のみ。これも「導かれた者だけがたどり着ける」と言われる理由かもしれませんね。

割れ目の先には絶景ビーチ!

写真:shizu kawa

ワルミを真っすぐ進むと、目の前には綺麗な海が広がっています。透き通った水、太陽に照らされてキラキラ輝く水面、穏やかな波。その美しさに吸い込まれてしまいそうです。
ただし、ここで泳いでいる人はいません。泳ぐなら少し先にビーチがあるので、そちらに行くと良いでしょう。干潮時であれば、海側からビーチとワルミを行き来することもできます。
いずれにしても干潮時でないとこの絶景には出会えませんので、訪れるタイミングは事前に調べてくださいね。

入口は木の下!見落とし注意!

写真:shizu kawa

ワルミの入口には駐車スペースがありますが、台数も少なく道幅も狭いので、この後紹介する備瀬のフクギ並木の駐車場に車を止めて、歩きまたはレンタサイクルで行くことをおすすめします。
フクギ並木を抜け、サトウキビ畑の横を通り、道なりに進むと「ワルミ入口」と書かれた小さな看板が立っています。
ワルミの入口はこの看板の横。この写真でわかるでしょうか?木の下にある空間です。この茂みの中を恐る恐る下っていくとワルミが姿を現します。確かに知らなければたどり着けない場所ですね。
戻る際には階段右手に、かつて使われていた井戸が残っていますので、こちらも必見です。

あわせて行きたい癒しの並木道

写真:shizu kawa

沖縄美ら海水族館から車で3分ほどの場所にある「備瀬のフクギ並木」。ご紹介したワルミからは歩いて10〜15分程度。この一帯は村落の中にフクギの木が立ち並び、美しい景観で観光客から人気のスポットです。
琉球王朝時代に、中国の風水を取り入れて植えたと言われるフクギ。成長の遅いフクギは約300年の歳月をかけて、現在のようなどこまでも続く緑をアーチを作り出したのです。フクギは「福を呼ぶ木」とも言われ縁起が良いだけでなく、防風林として台風の多い沖縄で、この村にある約250の家を守っています。
たくさんのフクギに囲まれて、自然と穏やかな気分になる癒しの並木道。ゆっくりと散策するのがお勧めです。ただし、ここは地元の方の生活の場であることもお忘れなく。

干潮を狙ってワルミに行こう

ワルミの強力なパワーを感じ、その先の絶景を楽しむには、やはり干潮の時間に行かれることをお勧めします。フクギ並木の散策とあわせて1時間半〜2時間程度あれば回れますので、沖縄北部観光のひとつに組み込んでみてはいかがでしょうか。

■関連MEMO
もとぶ町観光協会
http://www.motobu-ka.com/page/134.html

【トラベルjpナビゲーター】
shizu kawa

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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