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聖地モデナ「エンツォ・フェラーリ生家博物館」華麗なる歴代モデルに浸る贅沢


イタリアで最も有名な高級車と言えば、誰もが真っ先にその名を思い浮かべる「フェラーリ」。圧倒的な存在感を放ち、名声を欲しいままにする美しく華やかなスポーツカー。
モデナはその聖地であり、創立者エンツォ・フェラーリ氏の生家の街として知られています。
2012年3月開館の「エンツォ・フェラーリ生家博物館」は、モデナ駅からは徒歩10分の好アクセス。モデナ市内観光に加えていただきたい博物館です。

ここは博物館?流れるように美しい近未来空間

写真:Etsuko Ciao

博物館前へ到着すると、まずはその近未来的な曲線美に目を奪われます。軽やかなデザインアートを感じさせるのは、さすがイタリア。堅苦しいイメージは見事なまでに破られ、広々とした開放感を感じます。

写真:Etsuko Ciao

エントランスより博物館内部へ入ると、イエローの壁が印象的な明るいホール。展示室内前のロビーには、チケット売り場とフェラーリグッズの売店、カフェがあります。
売店では、フェラーリの帽子、Tシャツ、ジャケット等の衣類から、リュック、バック、フェラーリのプラモデル等が販売されているので、お土産としても喜ばれるかもしれません。
チケットは、大人一人16ユーロ、学生または65歳以上は14ユーロ。(2017年11月現在)
モデナ近郊のマラネロにある、フェラーリ博物館と共通のチケットも買うことができますので、関連MEMOのURLより詳細をご確認下さい。

写真:Etsuko Ciao

展示室に入った途端、飛び込んでくるのはフェラーリ歴代モデルの数々。艶やかなフェラーリレッド、イエロー、グリーンが設置され、訪れた人は皆、自由に好きなモデルの前へ足を運んでいます。
隣との間隔を広くとっているで、混雑すぎて歩けないという状態はなく、比較的ゆったりと見学できます。

美しすぎるフェラーリ、歴代から新型モデルまで一堂に

写真:Etsuko Ciao

「Ferrari California」モデル。フェラーリと言えば、艶やかなレッド。その圧倒的な存在感にまぶしさを感じるほど。スポーツカーとしてデザイン性の美しさに見とれ、我を忘れそうになります。
オープンカータイプの「Ferrari Calironia」は、乗車はできずともかなり間近で運転席、後部席を見ることができます。

写真:Etsuko Ciao

「Ferrari Dino 246」は、フェラーリ初のミッドエンジン(後輪駆動)搭載の2座席モデルで、販売期間は1968年から1974年。日本では「フェラーリ・ディーノ」と呼ばれています。
スポーツカーは乗り手を選ぶ自動車であったものを、Dino246では一般の人が乗れるようにエンジンを変更し、実用車となったモデル。
「ディーノ」は、エンツォ氏の長男アルフレード・フェラーリの名前からきており、病床のアルフレードがアイデアを出したところからこの名が与えられました。

写真:Etsuko Ciao

「La Ferrari」の鮮やかなエメラルドグリーン!「La Ferrari」は2013年にフェラーリ初のハイブリッドカーとして、ジュネーヴショーにて披露。
世界で500台の限定販売モデルなので、目にするだけでもかなり貴重!生家博物館を訪れる価値は大いにあります。

壁側にあるフェラーリヒストリーと、ムービーを忘れずにチェック

写真:Etsuko Ciao

展示室内の歴代モデルに心を奪われがちですが、壁側に設置されているショーケース内の写真、自動車部品を見ることもお忘れなく!

写真:Etsuko Ciao
写真:Etsuko Ciao

展示室で見学中、室内の大画面スクリーンに約5分間のフェラーリ映像が流れます。この間は室内が暗いので移動せずに映像をその場でご覧になるのがいいでしょう。
大画面スクリーンの他、室内には「Video Gallery」があります。こちらでもショートムービーがあるのでお立ち寄り下さい。

世界の「フェラーリ」、始まりはエンツォ・フェラーリ氏

写真:Etsuko Ciao

この「生家博物館」は、元々はエンツォ氏の生家であり、父の板金工場兼住居だった場所。
生家博物館はイタリア語での表記は「MUSEO CASA ENZO FERRARI」。まさにエンツォ氏の家であり、世界のフェラーリ発祥の地であるといえるでしょう。

写真:Etsuko Ciao

入口からは、すぐに可愛らしい模型がお出迎え。かつての工場の模型。

写真:Etsuko Ciao

エンツォ氏の執務室は、まるで今でも稼働しているかのように整然としています。

エンジン博物館は、マシンとしてのフェラーリを間近に感じる

写真:Etsuko Ciao

華やかなフェラーリモデルの展示室から、雰囲気は変わり。入口に書かれていた看板「Museo dei motori」の通り、こちらはエンジン博物館。レーシングマシンとしてのフェラーリとエンジンが展示されています。

写真:Etsuko Ciao

フェラーリがエンジン開発と共に通ってきた軌跡を知ることができる場所。レーシングマシンが好きな方には興味深い展示品。じっくりと時間をかけて見学している人を多く見かけました。

写真:Etsuko Ciao

「エンツォ・フェラーリ生家博物館」いかがでしたでしょうか?
一般実用車としての華やかなスポーツカーと、レーシングマシンの2つの顔を持つフェラーリ。
モデナ市内から離れたマラネロの町に、もう一つのフェラーリ博物館があります。生家博物館と共通チケットが販売されていますので、時間に余裕あれば訪ねてみてはいかがでしょうか。関連MEMOよりチケット情報をご覧ください。

エンツォ・フェラーリ生家博物館基本情報

MEF-Museo Enzo Ferrari
住所:(Via Giuseppe Soli, 101 parcheggio), Via Paolo Ferrari, 85, 41121 Modena MO
電話番号:+39-059-4397979
営業時間:11月〜3月 9:30-18:00/4月〜10月 9:30-19:00
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
Museo Enzo Ferrari
https://musei.ferrari.com/en/modena

【トラベルjpナビゲーター】
Etsuko Ciao

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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