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完全自動運転を「儲かるビジネス」にするのは想像以上に難しい


テープカットでは、二人の大臣、県知事、市長などVIPが勢揃い Photo by Kenji Momota
道の駅「ひたちおおた」。となりのトトロの「猫バス」の姿も写真は左から、経済産業省製造産業局、 ITS・自動走行推進室長の垣見直彦氏、梶山地方創生大臣、大井川知事、そしてヤマハ関係者 Photo by Kenji Momota

11月第三土曜日の午前10時過ぎ、いまにも雨が降り出しそうな曇り空。

茨城県北部の常盤太田市に昨年オープンした、道の駅「ひたちおおた」の周辺は地元警察による警備が強化された。

午前11時から始まったのは、「道の駅『ひたちおおた』を拠点とした自動運転サービス実証実験開始式」だ。

挨拶には、石井啓一・国土交通大臣、梶山弘志・地方創生担当大臣、大井川和彦・茨城県知事、さらに複数の参議院議員らが立った。有名政治家が大集合したことで、地元住民は“事の重大さ”を再認識し、たまたま道の駅に立ち寄った観光客は「これから世の中、一気に自動運転になるのか?」と目を丸くした。

実証実験の内容は、野菜の集配車を集落と農業生産地の間で周回させるもの。走行ルートは全長3.2kmの公道で、うち無人の自動運転区間が0.5km、運転手が監視しながら自動で運転する区間が1.3km。集められた野菜は、道の駅「ひたちおおた」に隣接する高速バスの発着所で、担当者が自動運転車から高速バスへ詰め入れ、東京都中野区内のスーパーに向けて出発する。...

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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