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伝統も最新技術も!ドイツ・シュトゥットガルトで満喫するドイツの今昔


ドイツ南西部に位置するシュトゥットガルトは、ベンツやポルシェが本社を置くドイツでも有数の工業都市です。その一方で、今は無き王国の首都でもあり、宮殿や芸術作品を多く擁する古都でもあります。二つの魅力を持つシュトゥットガルトで、中世と現代の重なり合う文化的な旅はいかがでしょうか。

シュトゥットガルトはどんな場所?

写真:Wikipedia

シュトゥットガルトは、ドイツの南西部、バーデン=ヴィッテンベルク州の州都です。フランクフルトからは新幹線で1時間30分、ミュンヘンからは2時間程度の場所に位置し、空港もあります。ビジネスの一大拠点であり、日本企業も少なからず出展していますが、観光客はそれほど多くないのがシュトゥットガルト。そのため物価、治安ともに日常仕様で、素のままの現代ドイツを楽しめる場所です。
しかし、駅の目の前には新・旧二つの宮殿が建ち、世界に誇る美術館が並ぶ様は観光にぴったり。
ベンツが提供する博物館もあり、ドイツの楽しみが凝縮しています。

実はドイツ最大級、州立美術館

写真:藤 華酉

シュトゥットガルト中央駅を出て目の前に建つのは、モダンな見た目の「州立美術館」。
広い館内には、ドイツはもちろんの事、イタリアやフランスの著名な画家の絵画がずらりと並び、見学には少なくとも2時間は要するでしょう。

写真:藤 華酉

目玉はドイツ最大級の所蔵量を誇るピカソ。絵画に加え、彫刻も展示されています。

写真:藤 華酉

また、中世ドイツのコーナーでは、ドイツの人気画家クローナハの絵画を見る事も出来ます。教会から運び出して来た巨大な祭壇は見ごたえがあります。ベルリンやハンブルク、フランクフルトなどの美術館に負けず劣らず、絵画が好きなら訪れて損はない一大美術館です。
<基本情報>
シュトゥットガルト州立美術館
住所:Konrad-Adenauer-Straße 30-32, 70173 Stuttgart
電話番号:+49 711 470400
アクセス:Stuttgart中央駅から徒歩5分

車好き必見!メルセデス・ベンツ博物館

写真:Wikipedia

シュトゥットガルドは自動車産業で栄え続けている街です。ドイツを代表する自動車メーカー、メルセデスベンツとポルシェの博物館は、どちらもシュトゥットガルドにあります。
シュトゥットガルト市内からも行きやすいメルセデスベンツ博物館は、クラシックカーを多数展示した、歴史の博物館のような側面、そして現代の最新式の製造の現場を垣間見る事も出来ます。車好き、機械好きには必見の博物館です。
<基本情報>
メルセデスベンツ博物館
住所:Mercedesstraße 100, 70372 Stuttgart, Germany
電話番号: +49 711 1730000
アクセス:バス停Mercedes-Benz Welt駅から道なりに徒歩3分

華やかなりしヴュルテンベルク王国の面影を追いに、旧宮殿へ

写真:藤 華酉

旧宮殿はヴュルテンベルク王国の時代に使われていたお城です。現在は、シュトゥットガルドを含む「シュヴェーベン地方」の博物館になっています。
お城の華やかな装飾も見ごたえがありますが、博物館の内容も充実しており、石器時代からケルト、ローマ時代、中世から現代に至るまでを、実際の展示品やイラストを交えて誰にでもわかりやすく解説しています。

写真:藤 華酉

王国が収集していた財宝の数々も、今では博物館で見ることができます。中でも、雰囲気たっぷりな、地下の装飾時計のコーナーが必見です。金銀宝石細工をふんだんに用いた時計は、精巧でありながら豪華であり、装飾品そのもの。お宝を発見するような気持ちで覗いてみてください。
<基本情報>
シュトゥットガルト旧宮殿
住所:Schillerpl. 6, 70173 Stuttgart, Germany
電話番号: +49 711 1730000
アクセス:Stuttgart中央駅から道なりに徒歩15分

生きてる中世ならここ、エスリンゲン

写真:藤 華酉

大戦で焼け出された事もあり、現代的な街並みのシュトゥットガルト。しかし近郊電車でわずか15分、隣町のエスリンゲンは、中世そのままの街並みを残した小村です。
ぐるりと村を囲む城壁や、水車小屋、木組みの家々に中世の情緒が残ります。
村そのものが見どころですが、立派な二本の尖塔を持つSt. Dionys教会は、700年以上前に建てられた荘厳なロマネスク様式。重々しい内装が目を惹きます。
旧市街の中にはオシャレなレストランや雑貨屋さんも多く、お土産を選ぶのに事欠きません。

おわりに

シュトゥットガルドは、工業国としてのドイツと、メルヘンの国としてのドイツを一度に味わえるお得なスポット。物価や治安が安定しているのも嬉しいポイントです。乗り継ぎにも抜群の立地を誇るシュトゥットガルトですが、ぜひ足を伸ばして、観光もお楽しみください。

【トラベルjpナビゲーター】
藤 華酉

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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