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「點水樓」の絶品小籠包が食べ放題!平日休日いつでもOK、コスパも最高!


台湾グルメの王者といえば、肉汁たっぷりの小籠包。世界に誇る名店がひしめく台北はまさに小籠包天国で、訪台したらお腹いっぱい食べたいと思ってる方も多いはず。
そんな方にお薦めしたいのが、ガイドブックでおなじみの名店「點水樓」。台湾のネット人気投票で1位に選ばれた絶品小籠包が、午後2時間のアフタヌーンティータイムに食べ放題になるんです。味よしコスパよし、お腹もお財布も大満足すること間違いなしです。

5つ星の人気レストラン

写真:吉川 なお

現在、台湾北部に7店舗展開する點水樓は、中国四大料理に挙げられる上海料理を中心に、小籠包や牛肉麺など台湾定番メニューも取り揃えた人気レストランです。創業者の台湾大手食品グループ南僑集団の会長、陳飛龍氏が幼少期に過ごした上海地方の料理の魅力を台湾に広めるべく、2005年にオープンしました。
點水樓のモットーは地産地消。台湾南部嘉義県の農産物を使って生み出されるメニューは140品以上もあり、台湾版ミシュランといわれる「台湾餐館評鑑」で5つ星を獲得するなどその実力は高く評価されています。2012年には大手ポータルサイトによる全国の小籠包店の人気投票で、世界に知られた「鼎泰豊」を抑えて1位に輝きました。

食べ放題は3店舗のみ

写真:吉川 なお

現在ある7店舗の中で小籠包食べ放題を実施しているのは、台北市の「SOGO復興店」、新北市の「林口店」、新竹市の「新竹店」の3店のみです。台北観光の合間に行きやすいのは「SOGO復興店」で、MRT板南線、文湖線が交差する忠孝復興駅の2番出口に直結する「遠東SOGO復興館」の11階という便利な場所に位置しています。
目印は屋根に店名が書かれた赤いカウンター。その横では小籠包を作っている様子が見られます。その隣はガラス張りの厨房で、厨房までオープンにする店はなかなかないもの。それによって料理人に緊張感を促し、お客さんには安心感を提供するという相乗効果が生まれています。

写真:吉川 なお

店内は中国書画を模した艶やかな女人画や、風水で縁起がいいとされる八角形をフレームにした飾りなどが架けられ、中華テイストたっぷり。グループ用の円卓、個人用のテーブルや椅子はすべて木製で、落ち着きと温もりを感じる内装となっています。
窓側の席からは台北市内も見下ろせ、眺望を楽しみながらゆっくり食事ができます。

食べ放題の定員は50人

写真:吉川 なお

お目当ての食べ放題は平日のみならず、休日も設定があります。平日休日とも時間は14:30〜16:30で、制限時間は90分、定員は50人です。台湾人のリピーターも多いため予約は必須。點水樓のサイトのネット予約のページ、もしくは日本語を話せる人が数名いるので電話でも可能です。
小籠包以外に食べられるものも多くあり、平日はA 、B、Cの3種類、休日はA、Bの2種類のセットメニューが用意されています。ホームページの「SOGO料亭」の「SOGO店菜単」をクリックし、「下午茶」をさらにクリックすると平日メニューが表示され、右矢印をスクロールしていくと休日メニューが出てきます。メニューには日本語の記載があります。

写真:吉川 なお

平日休日ともに、Aコースは17種類(499元+サービス料10%)、Bコースは15種類(469元+10%)で、平日のみリーズナブルなCコース12種類(399元+10%)があり、「小籠包」「海老の蒸し餃子」「中華まん」は全てのメニューに含まれています。小籠包は通常メニューで10個200元なので、それを考えると驚くほどのコスパの良さ。この太っ腹にも脱帽です。
その全てに4種類の前菜と台湾茶もついています。四季春烏龍茶、東方美人茶、茉莉花烏龍(ジャスミン茶)、プーアル茶、金萱茶の5種類の中から選択でき、途中で茶葉を変えることも可能です。頻繁にポットにお湯を注ぎ足してくれるので、同時に台湾茶も堪能できます。
基本はオーダー制ですが、注文時に小籠包や海老の蒸し餃子などのメインメニューを一通り持って来てもよいか聞かれます。アラカルトで好きなものをオーダーしたい時は「不用(ブーヨン」と断りましょう。小籠包のみ5個か10個か選べます。

お待ちかねの食べ放題スタート!

写真:吉川 なお

しばらくすると、せいろが次から次へと運ばれてきます。オーダー後一斉に蒸すので、ほとんど同じタイミングでテーブルに並び、プチ贅沢感も味わえます。
自慢の小籠包は上質の黒毛豚のひき肉と鶏肉や豚足などを6〜7時間煮込み、それを冷やしゼリー状にした煮こごりを薄い小麦粉の皮に包んで蒸すという手の込みようで、蒸された熱で煮こごりが溶けて肉汁となり、それがジューシーなスープとなって口の中に広がります。
食べ方のコツはスープをこぼさないこと。小籠包の上部を上手につまんで、醤油1:黒酢3の割合のつけだれにほどよく絡めたあと、レンゲの上に乗せて針ショウガを添えていただきます。皮のモチモチ感、肉餡の食感、あふれ出るスープの風味、どれも申し分がなく納得のおいしさです。
「蝦仁焼売(エビシュウマイ)」、「浄素蒸餃(精進蒸し野菜餃子)」、「蝦肉蒸餃(エビの蒸し餃子)」などどれも素材の味がぎゅっと詰まった逸品。あっという間に完食してしまいます。

写真:吉川 なお

點水樓の実力はデザートにもいかんなく発揮されています。写真左は「一口酥甜餅(一口甘口パイ)」と「香濃起司(濃厚チーズパイ)」、右は「季節甜湯(季節の甘いスープ)」。ほどよい甘さとサクッとした歯ごたえのパイとのど越しのよいスープは相性抜群。スープは口休めにももってこいで、小籠包をほおばりながらもおいしくいただけます。

写真:吉川 なお

写真右の「ナイ皇玉露包(黄身入りカスタードまん)」は點水樓の一番人気のデザート。中に入っているカスタード餡は流れ出るほどトロトロで、味もなめらかさも文句なしのナンバーワンです。その横の「赤豆鬆ガオ(小豆餡の蒸しパン)」はモチモチした食感と小豆の上品な甘さが絶妙。「心太軟(ナツメのお餅)」は漢方薬や薬膳料理に使われる干したナツメをお餅に巻いたもので、滋養強壮にも効果があります。

名店の味を心ゆくまで

写真:吉川 なお

この他にもさすが點水樓と満足できる品ばかりで、お腹が空いていれば17種類もペロリ。値段を気にすることなく名店の味が選り取りみどりで食べられるなんて、これぞ食べ放題の醍醐味ですね。
どのコースにされるかはその時のお腹具合とご相談。いろいろな料理を楽しみたいなら断然Aコース、ひたすら小籠包という方、デザートにこだわらないならB、またはCがいいでしょう。
人気に裏付けられた確かな味、中華ムード漂う店舗、感じのよい接客と3拍子揃った「點水樓」で、台湾必食の小籠包を思う存分味わってくださいね。

點水樓「SOGO復興店」の基本情報

住所:台北市忠孝東路三段300號11樓
電話:+886-2-8772ー5089
アクセス:MRT板南線、文湖線「忠孝復興」駅2番出口直結の遠東SOGO復興館の11階
営業時間:11:00~22:00(食べ放題は14:30〜16:30)
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
點水樓 中式下午茶吃到飽
http://dianshuilou.com.tw/jp/Foods_2_a_1.aspx?s=2&m=155

【トラベルjpナビゲーター】
吉川 なお

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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