いつもの冷蔵庫の食材が簡単! 贅沢レシピに大変身! もう献立に迷わない!
「沸騰ワード10」(日本テレビ系)で話題沸騰中の「伝説の家政婦」志麻さんが、ついに待望の処女作『志麻さんのプレミアムな作りおき』を発売! たちまち大きな話題となり、第4刷が決まった。
ふだんお家で食べたことのない「豚肉のビール煮」、「タンドリーチキン」、「農家の野菜スープ」、「ラタトゥイユ」、「お米のニース風サラダ」、「ローストビーフ」、「アッシ・パルマンティエ」、「ハヤシライス」、「メンチカツ」、「チョコレートムース」など、フランス家庭料理から、和洋中、エスニック、おやつまで秘伝のレシピが多数収録され、ふだん料理をしない人でも、手早く簡単に作れてしまうというから驚きだ。
冷蔵庫にあるふつうの食材が、なぜ、ワンランク上の「簡単! 贅沢レシピ」に変身するのか?
これさえ覚えておけば、平日多忙なお父さんお母さんも、尊敬の眼差しを浴びるかもしれない。
3時間で15品以上作るという志麻さんを、本書担当編集が直撃したレポートをお送りする。
(撮影:新居明子、構成:寺田庸二)
本当にかけるべき
ひと手間とは?
志麻さんは、「かけるべき手間はしっかりかける」といいます。
その代表例が「玉ねぎ」かもしれません。
本書では、「あめ色玉ねぎの作り方」(本書 p.94に詳細)を紹介しています。
ただ、「あめ色」というと、長時間ひたすら炒めるイメージがありますが、そんなことはありません。なにせ志麻さんは3時間以内に15品以上作るため、そんなことをしていてはすぐにゲームオーバーになってしまうのです。
本書では、電子レンジを使って大幅に時間を節約する“あめ色玉ねぎ”の裏ワザを紹介していますから、ぜひ参考にしていただければと思います。
レンジを使うと、一から炒めるより大幅短縮されるだけでなく、玉ねぎの余計な水分が飛んでおいしくなります。
週末、ちょっと時間があるときに多めに作って保存しておけば、多忙な平日の夜にコンソメを入れるだけで、おいしい「玉ねぎコンソメスープ」に変身します。
また、あめ色玉ねぎをパンにぬってチーズをかけて焼くだけで、子どもたちも大満足な一品になるのです。...