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ポルシェ911カレラGTS(RR/7AT)【試乗記】


ココロがときめく911

最高出力450psを発生する「911カレラGTS」に試乗。スポーツカーのサラブレッド「ポルシェ911」の中でも高性能モデルと位置づけられる駿馬(しゅんめ)は、どんな走りを見せるのか? さまざまな道でむちを当てた。

男のロマンをかき立てる

ターボ化された911(991.II)に加わったGTSは、「カレラS」が快適になりすぎたとお嘆きの、しかし「GT3」ではハードコアにすぎるという、911ユーザーとそのファンの鬱屈(うっくつ)を解消するためのモデルである。2015年に登場した991後期型と並行して開発されていたのだろう。クーペとカブリオレの後輪駆動と4WD、それに4WD専用のタルガの計5種に一挙どどーんと、車名の最後にGTSと名の付くスポーティーバージョンが用意され、日本でも2017年2月から販売開始となった。

ざっとおさらいすると、ボディーは基本的に4WDの「カレラ4」、つまりリアの膨らみがよりセクシーなワイドトレッドをベースとし、アクティブサスペンションのPASMを標準にして車高を20mm下げ、運動性能を上げている。3リッターのフラット6ターボは新開発のターボチャージャーを装着することで、カレラS比30psアップの最高出力450psを発生。フロントのスポイラーはより低く、リアの格納式スポイラーはより高く天に向かって屹立(きつりつ)し、前後のダウンフォースを稼ぐ。

もしも、いわゆる男のロマンのメーターというものがあったら、これだけでかなりギュウウンッと跳ね上がるのではあるまいか。しかもスポーツエキゾーストシステムが標準装備され、ここが肝心なところだけれど、遮音材が減らされている!...

提供元:webCG

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