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ブーイングを浴びるIWGP王者……。1.4はオカダ・カズチカvs.内藤哲也!

EVILに完勝し、試合後には「内藤さん、あなたは絶対に勝つことができない」とコメントしたオカダ。
ブーイングを浴びるIWGP王者……。1.4はオカダ・カズチカvs.内藤哲也!

「強すぎてブーイングされるチャンピオンって、新日本プロレスにいました? いたのかもしれないですけれど、オレはそんな時代は知らない」
EVILを倒してIWGPヘビー級選手権8度目の王座防衛に成功したオカダ・カズチカは笑みを浮かべながら口を開いた。
10月9日、両国国技館。今年最後のオカダのIWGP防衛戦だった。
想像していたより長い30分を超える戦いになってしまったが、オカダはEVILにレインメーカーを見舞ってフォール勝ちした。
これで来年1月4日、新日本プロレス・東京ドーム大会「Wrestle Kingdom 12」のメインイベントが決定した。
オカダvs.内藤哲也のIWGP戦。

対峙するオカダと内藤……声援は内藤に集中していた。

4年前と同じカードだが、今回は相手が「内藤だから」という理由で試合順が「格下げ」にはならない。
オカダが内藤を呼び出した。
1つ前の試合で石井智宏を下して挑戦の権利をキープしていた内藤はそれに応えるようにゆっくりと花道に姿を現した。
2人はリングの中央で対峙した。
声援は内藤に集まった。オカダが内藤の得意の演説を「話が長い」と途中で打ち切らせると、国技館のファンはオカダにブーイングを浴びせた。
オカダは冷静だった。
「内藤コールの方が上だと思いました。みんな、次の新しい景色が見たいんですよね。そうやってみんなチャレンジしてきて、でも勝てない。どんどんその思いがプラスになっていく。でも勝てない。みんなが『オカダを倒してほしい』という思いを内藤さんに乗っけている。それを内藤さんがオレにぶつけてくれればいいんじゃないかなと思います。でも、悪いけどその上を行くのがオカダ・カズチカですから」
オカダはIWGP王者らしく余裕を見せた。

「内藤、あれは新日本プロレスとは違う」という人も。

オカダは2016年6月に大阪城ホールで内藤からIWGP王座を奪って以来、約1年4カ月にわたってタイトルを保持している。
だが、人気という点では、制御不能軍団“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”の内藤のムーブメントが、新日本プロレスを支配しているのが事実だ。
「内藤、あれは新日本プロレスとは違う」と内藤を強く否定する向きも多くいる。内藤ファンと、オカダを支持するファンは水と油のようなものだ。それは「人気」と「強さ」という言葉に置き換えることもできる。
オカダは自分の強さに自信を持っている。
「オレがラスボス。かかってきなさい。ブーイングされようが、まあ、強くてごめんなさい。それだけです。止められるものなら止めてみなさいって感じですね。内藤哲也でも他のチャレンジャーでも、どんなレスラーにでも、どんどん声援送って、オカダを止めてみろと思いますね。仕様がないですよね、オレ、強過ぎますもん」

新日本プロレスそのものに対して「トランキーロ!」。

一方、また見えない力が働くのかどうかを危惧していた内藤は「2018年1月4日東京ドーム大会のメインイベント・IWGPヘビー級選手権試合は、オカダ・カズチカ対内藤哲也でよろしいでしょうか?」と国技館のファンに問うた。
その反応は、内藤を安心させるものだった。
翌日、ドームのメインイベントが正式にアナウンスされると内藤はほっとしたように演説を始めた。
「ボクの目はまだ東京ドームには向いてないですね。だって、東京ドーム大会までに、あといくつかシリーズがあるわけですよ。オレ、そして新日本プロレスが1月4日東京ドーム大会にばかり目を向けていたら、年内の他の大会を観戦予定のお客様に失礼でしょう。
東京ドームが大切な大会であるということは、もちろん知っていますが、こんな時こそ新日本プロレスにはこの言葉を思い出してほしいですね。そう、まさに『トランキーロ』。あっせんなよ」

「“世界”を考えたら、内藤さんは物足りない」

ブーイングを浴びるIWGP王者……。1.4はオカダ・カズチカvs.内藤哲也!

内藤はオカダへのブーイングについても言及した。
「最近、オカダへのブーイングが聞こえますが、『ボクが強過ぎるからブーイングが来るんですよ』っていうオカダの言葉は、たしかにそうなのかもしれないな、と思う部分もあるけれども、お客様のブーイングの答えは本当にそれだけなのかどうか。
かつて、全国各地でブーイングを喰らっていたオレには、はたしてそれだけなのかどうか、疑問に思う点がある。まあ、その答えっていうのは後々気付くんじゃないですか。今は『ボクが強過ぎるからブーイングが来るんです』って勝手に思っておけばいいんじゃないかな」
こんな言葉を受けたオカダは、内藤にすぐさまこんな言葉で返した。
「ボクは“世界”という風に考えたら、内藤さんは相手として物足りないと思います。正直、レスラーとして世界に響くほどではないと思います。それだったら、今年のケニー・オメガの方が十分響いたと思うんです。まあ、そのロス・インゴベルナブレス感で頑張ってもらって、世界に響くオカダvs.内藤にしたいと思います」
1.4に向けた2人の舌戦と心理戦が始まっていた。

提供元:Number Web

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