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マツダCX-3 20Sプロアクティブ(FF/6AT)【試乗記】

これでいいのか?

マツダのコンパクトSUV「CX-3」に追加された、ガソリンエンジン搭載モデルに試乗。マツダらしい実直さや、スポーティーな走り、そして手ごろな価格設定と、さまざまな魅力を併せ持つこのクルマに欠けているものとは?

座ればわかるマツダらしさ

以前マツダCX-3に乗った時、いい意味で普通のクルマだと思った。手ごろなサイズでとり回しがしやすく、ほどよい室内空間と荷室を備える。派手さはなくてもスタイルはトレンドに沿ったもので、実用性にも太鼓判が押せる。今回試乗したモデルは、さらに普通度が高い。これまでディーゼル専用車だったCX-3に新しく加わったガソリンエンジン車で、しかも駆動方式はFF。「ディーゼル+4WD」というSUV的付加価値がすっぽり抜け落ちたことになる。

もちろん、需要があったからこその追加なのだろう。一番大きいメリットは、価格が安いことだ。4WDでなければ走れない場所には行かないというユーザーは確実にいるし、誰もがどうしてもディーゼルモデルに乗りたいと思っているわけではない。30万円超の価格差は、このクラスでは大きなアドバンテージになる。

安くてもマツダらしさが減じることはないのは当然だ。運転席に座ってステアリングホイールに正対するとすぐにわかる。足をまっすぐに伸ばすと、ちょうどいい場所にペダルが据えられているのだ。ドライビングポジションは実に自然である。ドライバーファーストなクルマづくりは、パワーユニットや駆動方式には左右されない。

2リッター4気筒エンジンの最高出力は148ps。1.5リッターディーゼルの105psを大きく上回る数値だ。1240kgの車重に対しては十分なパワーのようだが、街なかでは力不足を感じることもあった。エンジン回転が上がるわりには、加速がついていかない。トルクで上回るディーゼル版のほうが、日常使いでは楽に運転ができたように思う。...

提供元:webCG

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