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持ち運べる「車」が生活を変える【孫泰蔵】

ココアモーターズが開発しているWALKCARは、持ち運びできる1人乗りの 「車」。12万8000円(税別)で予約を受け付けている Photograph courtesy of COCOA MOTORS
ココアモーターズ代表の佐藤国亮さん は28歳、新進気鋭の起業家だ。Photograph courtesy of COCOA MOTORS

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漫画『ドラゴンボール』には「筋斗雲(きんとうん)」という、雲の乗り物が出てきます。空を移動できる1人乗りの空想の乗り物ですが、ココアモーターズの代表である佐藤国亮さん(28歳)は「筋斗雲を作りたい」と言って、実際に形にしてしまったのです。

それは13インチサイズのカーボン製のボードに四つの車輪が付いている乗り物で、WALKCAR(ウォーカー)といいます。空は飛べませんが、これに両足を乗せると電気の力で車輪が回り、スーッと動きだすのです。最高時速16キロメートルと自転車並みのスピードが出ます。重さは2.8キログラムでハンドルもないため、ノートパソコンのように持ち運びできるのが特徴です。

こう言うと、電動のスケートボードのような印象を受けるかもしれませんが、そうではありません。実は、幾つものセンサーを搭載したテクノロジーの固まりなのです。

まず、片足だけ乗せていては、ロックが掛かり動きません。両足を乗せてもフラフラしているうちは速度が出ないのですが、重心が安定するとグアーッとスピードが出ます。行きたい方向に重心を移せば車輪もそれに合わせて向きを変える。何かとぶつかりそうになって足を離せばキッと止まる。スケボーのように飛んでいく心配もありません。

このウォーカーはすでに予約を受け付けており、今秋から発売予定です。未来の話ではなくもう目の前の話なのです。そんなココアも、最初の試作品はベニヤ板から始まりました。...

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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