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メルセデス・ベンツGLA220 4MATIC(4WD/7AT)【試乗記】


新旧のアウフヘーベン

メルセデス・ベンツのコンパクトSUV「GLA」に試乗。充実の先進装備やトレンドに沿ったエクステリアに目が行きがちだが、その土台はメルセデスの伝統にのっとった“いいクルマ”らしさにあふれていた。中間グレードの「GLA220 4MATIC」に乗った。

押し出しが強いパンチドグリル

地下の駐車場でメルセデス・ベンツGLA220 4MATICを受け取って試乗に出掛けた。ライトは「AUTO」モードになっていて、暗い場所だから当然点灯している。外に出ると曇り空。あまり明るくないからか、ライトはなかなか消えない。しばらくして晴れてきてもそのままだ。インジケーターがどうかしたのかと心配になったが、クルマを止めて外に出て見てみたら実際にライトが光っている。どうやら、2016年に改正された保安基準でデイライトが解禁されたことに対応したらしい。

メルセデス・ベンツのSUVラインナップで最も小さいモデルとなるGLAは、日本では2014年に販売が始まっている。3年間のうちに安全装備などの技術はかなり進歩しているので、今年4月のマイナーチェンジで細部をアップデートしたわけだ。将来に向けて、機敏にデイライトも取り入れている。「GLA180」と「メルセデスAMG GLA45 4MATIC」はすぐに上陸したが、GLA220 4MATICは遅れての登場となった。GLA180はFFのみ、「GLA250 4MATIC」は受注生産となったので、非AMGで四駆のGLAが欲しかった人にとっては待望のモデルだ。

フロントマスクの印象はかなり変わった。穴開きの2枚羽根のようなパンチドグリルが特徴で、押し出しが強い。エアコンのルーバーのように動きそうに見えるが、固定式だ。ヘッドランプやアンダーガードなども変更点だが、グリルの存在感が圧倒的で、ほかに目が行かなくなってしまう。

SUVっぽさはそれほど強くない。全高が1505mmと比較的低いため、腰高感が薄いのだ。基本設計を同じくする「Aクラス」が1420mmで、差は85mm。都市型SUVとしては、ほどよいプロポーションである。...

提供元:webCG

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