• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
  • ホーム
  • 趣味
  • フォルクスワーゲン・ポロ1.0 TSIハイライン(FF/7AT)【海外試乗記】

フォルクスワーゲン・ポロ1.0 TSIハイライン(FF/7AT)【海外試乗記】


ゴルフキラー現る

成長したのはボディーサイズだけにあらず。6代目となる「フォルクスワーゲン・ポロ」がいよいよ登場。“MQB”世代のコンポーネンツが用いられた新型は、Bセグメントのスタンダードを塗り替えるほどの実力を持ち合わせていた。

“5ナンバー”の枠を超えて

1974年の初代登場以来、累積生産台数は1400万台を超えるなど、フォルクスワーゲンにとっては「ゴルフ」「パサート」と並ぶクリーンナップに位置づけられるポロ。インドやブラジル、中国といった新興国での伸びしろを鑑みれば、今後の同社の屋台骨を支える中核といっても大げさではないだろう。ここ日本でも近年は月に1000台前後をコンスタントに売り続け、その数を車型同士で比較すればゴルフの5ドアハッチバックとほぼ同じだという。

それほどまでに日本に溶け込んでいることもあって、注目する向きも多いだろうポロのフルモデルチェンジは8年ぶりのこと。現行5代目が思いのほか延命されることになった背景には、フォルクスワーゲンのモジュラー戦略に沿って世界の工場に設備更新が迫られたことや、その最中にディーゼル問題発覚からの経営陣の刷新や、開発プロセスの見直しに見まわれ――といった内的事情も絡んでのことだろう。

その間、Bセグメントを取り巻く状況は文字通り「大きく」変わった。4mを切る全長、1.7mを切る全幅のいわゆる5ナンバー寸に2470mmのホイールベースという現行型の成り立ちは、「ホンダ・フィット」と肩を並べるか、むしろ若干小さいレベル。一方で「ルノー・ルーテシア」あたりをみれば、そのサイズは完全にポロより大きく、Cセグメントの側に近づきつつある。

この格差を是正しつつ、ゴルフとの距離感も測りつつ……ということで、6代目となる新型ポロの車寸は、全長4053mm、全幅1751mm、ホイールベース2564mmと、現在のBセグメントのど真ん中に収まった。すなわち5ナンバー寸ではなくなったわけだが、「トヨタ・アクア」より全幅がちょっぴり広い程度となれば、その取り回しに大きな影響はないだろう。一方で、キャビンは全体的にゆったりと仕上げられており、特に前後席間が歴然と広くなったことは乗ればすぐに分かるはずだ。ちなみに、荷室容量も351リッターと現行型比で25%ほど増えている。...

提供元:webCG

あなたにおすすめの記事

オリコントピックス