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ホンダ・シビック タイプR(FF/6MT)【試乗記】


そのタイプR、激速につき

いよいよわれわれの目の前に現れた新型「ホンダ・シビック タイプR」。そのステアリングを、ホンダの鷹栖プルービンググラウンドで握った。“リトル・ニュルブルクリンク”ともいえるワインディングコースで、新型タイプRはいかなる走りを見せたのか?

シャシーが主役

ホンダにとってスポーツスピリットの象徴である「タイプR」が、10代目シビックをベースに待望の日本復活を果たした。シビックそのものが日本市場から7年間姿を消し、タイプRに至っては500台限定となってしまった先代モデルに対して、この新生タイプRは純然たるカタログモデル。となれば誰もがその速さや性能に興味を持つのは当然だが、果たしてその走りは……。あきれるほどに、すさまじかった。

車両を構成する要素はこれまで通り。先代からターボ化された2リッター直列4気筒VTECを横置きに搭載し、6段MTを介して前輪を駆動する、至ってコンベンショナルなFWD(前輪駆動)スポーツである。しかしその走りは……。まったくもって尋常じゃない。いや正確に言えば、筆者にはまったく底が見えなかったと白状してもいい。

試乗コースに選ばれたのは、このタイプRを鍛え上げたホンダの聖地、北海道の鷹栖テストコース。まるで“小さなニュルブルクリンク”といえるそのワインディングコースを、新型タイプRは豪快に走り抜いた。

その印象は、ひとこと“骨太”。今回の主役は、間違いなくシャシーだ。2リッターのターボユニットは、ついにその出力を「フォルクスワーゲン・ゴルフR」をしのぐ320psにまで跳ね上げた。にもかかわらずこのシャシーは、完全にフロント2輪でこれを封じ込めてしまう。曲率の高いコーナーでフルスロットルを与えれば多少のトルクステアは生じるものの、「もっとパワーがあってもいいんじゃない?」と感じてしまうほど、険しい鷹栖のワインディングでアクセルを踏み倒していけるのだ。...

提供元:webCG

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