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ランドローバー・レンジローバー ヴェラールSE(P380)(4WD/8AT)【試乗記】


付き合うほどにほれぼれ

「スポーツ」や「イヴォーク」に次ぐ新たなレンジローバーファミリーとして生まれた、ラグジュアリーSUV「レンジローバー ヴェラール」。優美なスタイリングに秘められた走りの質を、3リッターV6ガソリンモデルで吟味した。

予想外のコーナリング

これはかつて“ジャギュア”と呼ばれた大型サルーンを駆っているようではないか。軽井沢の白糸ハイランドウェイという森の中のワインディングロードをドライブしながら筆者はそう思った。

乗り心地がしなやかで、静かで快適。同じプラットフォームの「ジャガーFペース」よりも全体的に洗練されている。装備の違いもあるだろうとはいえ、同じV6エンジン搭載車なのに車重がFペースより80kg重い。少なくとも遮音材がたっぷり使われていることは実感できる。3リッターV6スーパーチャージャーの咆哮(ほうこう)が抑えられているから。もちろん、エキゾーストシステムも異なるにちがいない。喉をおさえるようにして、最高出力380psと最大トルク450Nmを生み出す。息づかいに猛獣の片りんを残しながら。

レンジローバー ヴェラールは、SUVとは思えぬハンドリングの持ち主である。穏やかな初期ロールは許すけれど、それ自体実に自然で、そこからさらに深々とロールしてもよいような足まわりなのに、不思議と穏やかなロールのまま旋回を終えてしまう。キツネにつままれたような心持ちがする。

電子制御エアサスペンションの完璧なコントロール具合に加えて、「トルクベクタリングバイブレーキ」の恩恵ではないか、という推測が成り立つ。内輪側にブレーキをかけることで旋回運動を助けるシステムである。急な下り坂で一定の速度を自動的に維持する「ヒルディセントコントロール」をいち早く採用したランドローバーにとって、ブレーキのコントロールはお手の物だろう。...

提供元:webCG

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