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アウディQ2 1.0 TFSIスポーツ(FF/7AT)【試乗記】


若者のためのアウディ

アウディのSUV製品群である「Q」シリーズの末っ子こと「Q2」。“ポリゴン”をモチーフにしたという、ユニークなスタイリングが目を引くニューフェイスの出来栄えを、中間グレードの「1.0 TFSIスポーツ」で試した。

キュビズム絵画を思わせる面構成

最初は好きじゃなくて、でもなぜだか気になって、やっぱり好きなんだと気づくケースが人間に対してのみならず、クルマに対しても時々ある。最近ではアウディQ2がそう。日本発売前にドイツで初めて見かけた際、変だなと思った。けれどクルマというのはある程度時間をかけて見て触れて乗って、そしてできれば関係者の話を聞いてからでないと判断してはいけない。Q2はそのことを思い出させてくれた。経験上、好きじゃない→あれ?→やっぱり好きというプロセスを経た相手は、ひと目ぼれした場合よりも好きが深く、長続きするような気がするが、Q2はどうだろうか。中間グレードの1.0 TFSIスポーツに試乗した。

テレビCMで“型破る”と繰り返している通り、Q2のスタイリングはユニークだ。面が多い。例えば、ヘッドランプ後端から始まる1本のショルダーラインがフロントドアの手前で上下2本に分かれ、リアドアの途中で再び1本に戻り、リアコンビランプへと続く。2本のラインに囲まれた部分はまるでカンナで削ったような平面になっている。この部分が間近で見ても、遠くから見てもクールなのだ。Cピラーにかぶせるパネルは、最廉価モデルはボディー同色のみ、それ以外のモデルはシルバーかグレー、またはボディー同色から選べる。

ほかにも多くの線が交錯し、それによって囲まれた多くの面がある。ポリゴンアウディだ。20世紀はじめにパブロ・ピカソとともにキュビズム絵画を流行させたジョルジュ・ブラックが生きていたら激賞するのではないか。そして上下左右が互い違いに凹凸になっているフロントグリルなんてパウル・クレーの……いや、背伸びして絵画に例えるのはよそう。ともあれ、ありそうでなかったグッドデザインだ。...

提供元:webCG

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